ドコモ光を解約する受付電話番号や解約金を解説

ドコモ光の解約をご検討ですね。

ドコモ光の解約はWeb・ドコモショップ・電話の3つの手続き方法がありますが、引越しシーズンや月末・年度末などは電話が大変混雑するので「Web」又は「ドコモショップ」での解約手続きがおすすめです。

ドコモ光の「2年定期契約」を解約するタイミングによっては解約金(違約金)の支払いが発生しますが、解約金はドコモ光を契約した時期によって違いがあることも理解しておく必要があります。

また、ドコモ光の解約後には不要になったNTT接続機器を返却する必要がありますし、希望者のみ回線撤去工事を実施します。(解約後の撤去工事は任意です。)

この記事ではドコモ光の解約を検討している方に向けて、解約方法(手順)や解約に伴う費用(解約金)、解約金を0円にする方法、解約する前に知っておきたい注意点、ドコモ光解約後におすすめする乗り換え回線についてまとめて解説します。

※以下、記載金額はすべて税込です。

目次

ドコモ光の解約方法と解約手順を徹底解説!

ドコモ光の解約方法を手順を追って解説しますが、ドコモ光の解約に必要な以下の情報を用意してください。

解約に必要なもの
  • ペア回線を設定しているドコモ携帯契約者の場合
    必要なもの:4桁のネットワーク暗証番号
  • ペア回線を設定していないドコモ携帯契約者、
    又はドコモ携帯の契約がない方
    必要なもの:ドコモ光のご契約ID(お客さまID)
ドコモ光の解約手続き前には上記の情報を事前準備しておきましょう。

ドコモ光の解約手順は以下です。

ドコモ光の解約手順
  1. NTTドコモへ解約を申し出る
  2. レンタル機器を返却する
  3. 希望者のみ撤去工事を実施する
以下でドコモ光の解約の流れを詳しく解説します。

解約手順①:NTTドコモへ解約を申し出る

ドコモ光は以下の3つのいずれかの方法で解約手続きが可能です。

ドコモ光の解約は原則契約者本人以外は手続き出来ません。
WebWeb解約手続き
受付時間:24時間
ショップドコモショップ
受付時間:店舗により異なる
電話
  • ドコモ携帯から
    (局番なし)151
  • ドコモ携帯以外から
    0120-800-000

受付時間:9時~20時

ドコモ光の解約手続きは「Web」「ドコモショップ」「電話」で可能ではあります。

しかし、電話での解約手続きの場合は時間帯によってオペレーターに繋がりにくい場合がありますので、「Web」又は「ドコモショップ」での手続きをおすすめします。

電話による解約手続きの場合、受付時間内に電話をして自動音声ガイダンスが流れ始めたらスキップ番号【7-1-4】の順でプッシュすると適切な窓口に素早く誘導されます。(スキップ番号は音声の途中でも操作可能です。)

「ドコモ光の解約日は何日前から解約予約が可能ですか?」という質問を頂くことがありますが、ドコモ光の解約日は解約手続日の翌月末日まで指定可能です。

例えば、解約手続日が3月15日だった場合は翌月末日の4月30日まで解約日を指定することが可能です。

ワンポイントアドバイス
ドコモ光を解約すると基本的に利用していた(セット契約していた)提携プロバイダも同時解約となりますが、一部のプロバイダではドコモ光の解約とは別に「意思確認による解約が必要な提携プロバイダ」があります。

また、解約と同時に無料プランにプラン変更する提携プロバイダもあります。

解約手順②:レンタル機器を返却する

ドコモ光でインターネットに接続する場合には自宅にNTTのロゴが付いている「NTT接続機器」が設置されます。(※場合によってはWi-Fiを利用するために「無線LANルーター」を設置している場合あり。)

ドコモ光を解約後には「NTT接続機器」の返却が必要です!

また、「無線LANルーター」をプロバイダからレンタルしている場合のみ、プロバイダへ無線LANルーターの返却が必要となります。(無線LANルーターを購入している場合は返却不要!)

ドコモ光を解約後に返却が必要な「NTT接続機器」は契約状況や環境により機種が異なります。また、光電話を加入中の方はNTTの機器が2つある場合もあります。

NTT接続機器の事を「ホームルーター」や「ONU」と呼ぶ場合があります。

ドコモ光を解約後にはNTTより返却キットが届きます。
その返却キットを使って「NTT接続機器(付属ケーブルも含む)」を返却します。

当社がお貸出しした機器の返却をお願いしたときは速やかにご返却願います。一定期間経過後、機器の返却がないお客さまについては、NTT東西より督促状または電話による連絡がある場合があります。最終的に未返却の場合、機器相当額を請求させていただく場合があります。
引用:NTT docomo

NTTドコモ公式サイトに記載があるように返却しなかった場合は機器相当額が請求される可能性がありますので、ドコモ光を解約後に返却キットが届いたら速やかに返却するようにしましょう。

ワンポイントアドバイス
ドコモ光で利用する(セット契約する)プロバイダより無線LANルーター(Wi-Fiルーター)をレンタルしている場合には、ドコモ光解約後に無線LANルーターをレンタルしていたプロバイダへ返却も必要です。

無線LANルーターをレンタルしていた場合の返却方法は各プロバイダにお問い合わせください。

解約手順③:希望者のみ撤去工事を実施する

ドコモ光を解約しても回線の撤去工事は基本的に不要です。

しかし、ドコモ光の解約に伴い、「回線を撤去するか」「回線を残置するか(残すか)」を管理会社や大家さん(オーナー)に確認が必要な場合もあります。

以下のいずれかに当てはまる方はドコモ光の解約手続き前に回線撤去工事が必要かを確認します。

回線撤去を確認すべき契約
  • ドコモ光を集合住宅で「ファミリータイプ」を契約している場合
  • ドコモ光を賃貸一戸建ての物件で契約している場合
集合住宅にも関わらずドコモ光をファミリータイプで契約している方、又は賃貸の一戸建てで契約している方は解約手続き前に撤去工事の有無を管理会社等に確認します。

多くの場合は次の住民の為に回線を残す(回線残置)になる場合が多いです。

管理会社等から回線の撤去を求められた場合は解約手続きの際に回線撤去工事を依頼します。
ワンポイントアドバイス
ドコモ光の回線撤去工事の工事費用は無料です。
ただし、撤去工事には1~2時間程度の立ち会いが必要となります。

また、撤去工事を実施する場合は解約手順②で解説したNTT接続機器の返却は不要となり、撤去工事を実施する工事業者がNTT接続機器を持ち帰ります。

ドコモ光の解約手続きの際に注意が必要なプロバイダ

ドコモ光とセット契約する提携プロバイダは基本的にドコモ光の解約と同時に自動解約となります。

しかし、ドコモ光の提携プロバイダの中には「別途解約手続きが必要なプロバイダ」や「解約の意思確認が必要なプロバイダ」、「プロバイダのオプションのみ自動継続されるプロバイダ」があるので注意が必要です!

以下で詳しく解説します。

注意①:自動解約とならず意思確認が必要な提携プロバイダ(6社)

基本的にドコモ光を解約するとセット契約する提携プロバイダも自動解約となります。

しかし、ドコモ光の解約と同時に自動解約とならずに「解約の意思確認」が必要な提携プロバイダがあります。

ドコモ光解約後、自動解約されず個別の意思確認による解約となる提携プロバイダは以下です。

意思確認による
解約が必要なプロバイダ
電話番号
BIGLOBE
シナプス099-813-8699
TikiTiki086-265-9547
@TCOM0120-805633
TNC0120-696927
WAKWAK

参照:ご注意事項

上記6社の提携プロバイダをドコモ光で利用している場合、ドコモ光の解約と同時に自動解約されず個別に意思確認後の解約となりますのでご注意ください。

上記以外の提携プロバイダをドコモ光で利用中の場合、ドコモ光を解約と同時にプロバイダも自動解約となります。
ドコモ光の解約手続き後のプロバイダによる「解約の意思確認の方法」は電話・郵送・メールなど各プロバイダによって異なっています。「意思確認」とは「プロバイダも解約するの?」という確認です。)
ワンポイントアドバイス
ドコモ光を解約後に「意思確認」が来ない場合には、上記記載のプロバイダの電話番号へ「ドコモ光を解約したがプロバイダから解約の意思確認が来ない」と直接問い合わせをしてみましょう。

注意②:解約すると他のプランに自動変更される提携プロバイダ

以下の提携プロバイダを利用していた場合にはドコモ光を解約すると自動でプラン変更されてプロバイダの契約は継続されますので注意が必要となります!

ドコモ光解約後、プラン変更されて契約が継続する提携プロバイダは以下です。

プロバイダドコモ光解約後に
自動でプラン変更
andlineドコモ光解約後、
「無料プラン」へ自動変更
hi-hoドコモ光解約後、
「ちょこっとコース」へ自動変更
月額220円

参照:ご注意事項

ドコモ光で提携プロバイダ「andline」を利用していた場合にはドコモ光の解約と同時に「無料プラン」へ自動でプラン変更されます。また、ドコモ光で提携プロバイダ「hi-ho」を利用していた場合にはドコモ光の解約と同時に月額220円の「ちょこっとコース」へ自動でプラン変更されます。

提携プロバイダ「andline」又は「hi-ho」をドコモ光で利用している場合には、ドコモ光解約後に個別にプロバイダの解約手続きを行わないとプロバイダ契約は継続されます。
ワンポイントアドバイス
ドコモ光で提携プロバイダ「andline」又は「hi-ho」を利用している方は、ドコモ光の解約手続き後には自動的にプラン変更されますので個別にプロバイダへも解約を申し出る必要があります。

注意③:解約するとオプションのみ自動継続される提携プロバイダ

ドコモ光とセット契約が可能な提携プロバイダにはプロバイダ独自で提供するオプションサービスにも加入することが可能です。(無線LANルーターレンタルやセキュリティソフトなど)

ドコモ光を解約後は基本的に提携プロバイダで加入していたオプションサービスも同時解約となるのですが、一部の提携プロバイダはドコモ光解約後もオプションサービスのみ自動継続されます。

ドコモ光解約後、オプションサービスは継続されるプロバイダは以下です。

オプションサービスは
継続となるプロバイダ
電話番号
エディオンネット0120-12-9909
DTI0570-00-4740
AsahiNet0120-577-108

参照:ご注意事項

「エディオンネット」「DTI」「AsahiNet」の提携プロバイダが提供するオプションサービスにも加入していた場合、ドコモ光の解約手続き後には不要なオプションサービスを解約する手続きが別途必要となりますのでご注意ください。

ワンポイントアドバイス
逆にエディオンネット・DTI・AsahiNet以外の提携プロバイダが提供するオプションサービスにも加入していた場合は、ドコモ光の解約と同時にプロバイダが提供するオプションサービスも解約となります。その為、プロバイダ提供のオプションサービスは継続利用したい場合、ドコモ光の解約手続き前に各プロバイダへ問い合わせください。

ドコモ光の解約に伴う費用(解約金)

ドコモ光の解約には解約金などの解約費用も考慮しておきましょう。

ドコモ光の主な解約費用は以下です。

ドコモ光の主な解約費用
  1. 解約月の月額料金
  2. インターネット契約の解約金
  3. 機器未返却時の損害賠償金
ドコモ光の解約手続き前には上記のような費用も計算しておきましょう。

各解約費用の詳細は以下で詳しく解説します。

解約費用①:解約月の月額料金

ドコモ光1ギガを2年定期契約した場合の月額料金は以下です。

 集合住宅
(マンションタイプ)
戸建住宅
(ファミリータイプ)
タイプA4,400円5,720円
タイプB4,620円5,940円

参照:料金プラン

ドコモ光の解約月の月額料金は日割りされません。
月途中の解約であっても1ヶ月分の月額料金の支払いが必要です。)

解約月の「ドコモ光」の基本使用料については、日割り計算されませんので1か月分の基本使用料を請求させていただきます。
引用:NTT docomo
ワンポイントアドバイス
例えば、ドコモ光の解約日が3月15日だった場合、ドコモ光の月額料金は日割りされませんので解約月である「3月」の1ヶ月分の月額料金が請求されることになります。

解約費用②:インターネット契約の解約金

ドコモ光を契約する多くの方々は契約期間が24ヶ月毎に自動で更新される「2年定期契約プラン」で契約しています。

ドコモ光の「2年定期契約プラン」は解約のタイミングによって解約金の支払いが発生します。

契約時期解約金
2022年6月30日以前
  • 戸建タイプ:
    14,300円
  • マンションタイプ:
    8,800円
2022年7月1日以降
  • 戸建タイプ:
    5,500円
  • マンションタイプ:
    4,180円

参照:料金プラン

ドコモ光を契約した時期によって解約金が異なっています。

2022年6月30日以前にドコモ光(1ギガ)を2年定期契約プランで申し込んだ方の解約金は、戸建住宅(ファミリータイプ)が14,300円・集合住宅(マンションタイプ)が8,800円です。

一方、2022年7月1日以降にドコモ光(1ギガ)を2年定期契約プランで申し込んだ方の解約金は、戸建住宅(ファミリータイプ)が5,500円・集合住宅(マンションタイプ)が4,180円です。

但し、「更新期間(更新月)」の3ヶ月間はドコモ光を解約しても解約金が不要です。

ワンポイントアドバイス
「更新期間(更新月)」とは、ドコモ光の2年定期契約プランの契約が満了する「契約満了月」の1ヶ月間と、契約が自動更新された1ヶ月目と2ヶ月目の2ヶ月間、合計3ヶ月間のことです。

解約費用③:機器未返却時の損害賠償金

ドコモ光では「NTT東日本/NTT西日本の光回線」を利用してインターネットに接続するサービスのため、NTT東日本/NTT西日本から接続に必要な機器が貸し出されています。

ドコモ光を解約後はNTT東日本/NTT西日本からレンタルされていた機器の返却が必要です。

しかし、ドコモ光を解約したにも関わらず「レンタル機器を破損/紛失した場合」や一定期間経過しても「レンタル機器を返却しない場合」にはNTT東日本/NTT西日本から損害賠償⾦が請求されます。

主なNTT接続機器の損害賠償金は以下です。

レンタルされている
主なNTT接続機器
損害賠償金
回線終端装置
(ONU)
14,000円
VDSL宅内装置3,000円
ホームゲートウェイ
  • 基本装置:
    12,000円
  • 無線LANカード:
    1,000円
ひかり電話対応ルーター
  • 基本装置:
    12,000円
  • 無線LANカード:
    1,000円
映像⽤回線終端装置12,000円
10ギガ対応ルーター5,000円

参考:損害賠償⾦

ワンポイントアドバイス
もちろん、ドコモ光を解約後にNTT接続機器を返却すれば上記の損害賠償金の支払いは不要となりますので、解約後に返却キットが届いたら速やかに返却するように心掛けましょう。

ドコモ光の解約金をなるべく0円にする方法

ドコモ光は解約すると解約金や開通工事費の残債など費用が発生する場合があります。

しかし、以下の方法ならドコモ光の解約費用を極力0円に抑えることが可能です。

解約金をゼロにする方法
  1. 更新期間(更新月)のタイミングで解約する
  2. 解約金負担特典やキャッシュバックがある他社へ乗り換える
  3. 引越しなら解約せずに引越し手続きを行う
以下で詳しく解説します。

更新期間(更新月)のタイミングで解約する

ドコモ光は24ヶ月間の契約期間がある「2年定期契約プラン」で契約した方が月額料金が安いため、9割以上の方が2年定期契約プランでドコモ光を契約されています。

「2年定期契約プラン」は24ヶ月間の契約期間が設けられており、24ヶ月間の契約期間が終了すると翌月に自動で契約が更新される「自動更新型」のプランです。(最近の携帯スマホの契約プランと同じ考え)

ドコモ光の2年定期契約プランは契約期間がないプランより月額料金が安い代わりに解約金が設けられています。

以下、2022年7月1日以降にドコモ光(1ギガ)を2年定期契約を申し込んでいる場合の解約金です。

契約タイプ解約金
集合住宅
(マンションタイプ)
4,180円
戸建住宅
(ファミリータイプ)
5,500円

参照:料金プラン

しかし、ドコモ光を解約するタイミングによっては解約金が不要となります!

ドコモ光の2年定期契約プランの契約期間が終了する24ヶ月目の「契約満了月」の【1ヶ月間】と契約が自動更新された1ヶ月目と2ヶ月目の【2ヶ月間】の合計3ヶ月間を「更新期間」と呼びます。

契約期間の3ヶ月間でドコモ光を解約した場合は解約金が不要です!

ワンポイントアドバイス
ドコモ光の解約を検討される方は現在の契約期間を確認して、「更新期間(更新月)」が近い場合は解約日を更新期間内に指定する事で解約金が不要となります。

解約金負担特典がある他社へ乗り換える

ドコモ光を解約してから他社のインターネット回線への乗り換えを検討されている場合は、「ドコモ光の解約金を負担してくれる特典を実施する回線」へ乗り換えることでドコモ光の解約金は実質無料となります。

ドコモ光から乗り換えるとドコモ光で支払った解約金を負担してくれる主な回線は以下。

乗り換え回線解約金負担特典
ソフトバンク光最大100,000円
auひかり最大30,000円
NURO光最大20,000円
コミュファ光
(中部エリア)
解約金全額
eo光
(関西エリア)
最大60,000円
メガ・エッグ
(中国エリア)
最大80,000円

ドコモ光を解約後に上記のような解約金を負担してくれる回線へ乗り換えると、支払った解約金を補填してくれるので実質無料で乗り換えることが可能となっています。

ワンポイントアドバイス
各回線が実施する解約金負担特典は、適用する為に特典申込が別途必要となります。また、ドコモ光へ支払った解約金を証明するための解約証明書等が必要です。

引越しなら解約せずに引越し手続きを行う

ドコモ光を契約する住所から引越しする予定の方の中には「引越しするからドコモ光を解約しなくては…」とお考えの方もいらっしゃると思います。

もし、引越し前の現住所で契約するドコモ光を引越し先の新住所でも利用する場合には解約手続きではなく「引越し手続き」を行うと解約金の支払いは不要となります。

ただし、引越し先の新住所でもドコモ光を継続利用する場合には新住所で回線工事を行う必要があり、回線工事の工事費は契約者が負担しなければなりません。

引越し手続き後に実施する主な回線工事費は以下です。

 引越し先の
回線工事費
エリア内でのお引越し
(NTT東日本内・NTT西日本内)
  • 派遣工事あり
    8,250円
  • 派遣工事なし
    2,200円
エリアが変わるお引越し
(NTT東日本⇔NTT西日本)
  • 派遣工事あり
    16,500円
  • 派遣工事なし
    2,200円

参照:お引越し(移転)のお手続き

ドコモ光を解約する前に知っておきたい注意点

ドコモ光を解約予定なら以下の注意点も最低限理解しておく必要があります。

解約による主な注意点は以下です。

解約の注意点
  1. 解約するとドコモ光セット割の適用が終了する
  2. 解約月の月額料金は日割りされない
  3. 解約でドコモ光電話で発番した電話番号は使えなくなる
  4. 解約でメールアドレス等が使えなくなる可能性がある
以下で詳しく解説します。

注意点①:解約するとドコモ光セット割の適用が終了する

NTTドコモの携帯電話(スマホ)などのモバイル契約者がドコモ光のインターネットも契約することで毎月の携帯スマホ代が割引となる「ドコモ光セット割」が適用可能です。

しかし、ドコモ光を解約することで「ドコモ光セット割」の割引は終了します。

ドコモ光セット割はドコモ光の契約者の「家族」が契約するNTTドコモの携帯電話も最大20回線(20台)まで割引適用が可能ですが、ドコモ光を解約すると家族に割引適用していたドコモ光セット割も対象外となります。

ワンポイントアドバイス
家族で複数台のNTTドコモの携帯電話をドコモ光セット割で毎月割引させていた方は、ドコモ光を解約することで逆に毎月の通信費が高くなってしまう可能性がありますのでご注意ください。

注意点②:解約月の月額料金は日割りされない

ドコモ光を解約後に「1ヶ月分の月額料金が請求されるトラブルに巻き込まれた」という方が稀にいらっしゃいます。

しかし、ドコモ光の月額料金は日割り計算されません。
その為、解約日が属する月(解約月)の月額料金は1ヶ月分請求されます。

ドコモ光は解約日が月途中であっても解約月(1ヶ月分)の月額料金が請求される。

例えば、ドコモ光の解約日が「3月6日」の月途中であっても月額料金は日割りされずに「3月の1ヶ月分の月額料金」が請求されることになります。

ワンポイントアドバイス
「ドコモ光を月途中で解約したので1ヶ月分請求された!」と勘違いする方が多いのですが、解約月の月額料金は日割りされないことを解約前に理解しておきましょう。

注意点③:解約でドコモ光電話で発番した電話番号は使えなくなる

ドコモ光の固定電話オプションサービス「ドコモ光電話」を利用中の方は1つ注意点があります。

ドコモ光電話に加入した際に電話番号をドコモ光電話で発番した場合(新しい電話番号を発行した場合)、ドコモ光を解約と同時に電話番号は利用できなくなります。

ドコモ光電話で発番した電話番号は他社へ引き継ぐことも出来ません!

ただし、NTT一般加入電話で発番された電話番号をドコモ光電話でも利用していた方は、NTT一般加入電話へ戻す「アナログ戻し」と呼ばれる手続きを行うことで電話番号の継続利用が可能です。

ワンポイントアドバイス
ドコモ光から「他社光コラボ」へ事業者変更で乗り換える場合は、特に面倒な手続き不要でドコモ光電話で利用する電話番号を他社光コラボの光電話でも継続利用が可能です。

大手の主な光コラボ:ソフトバンク光、ドコモ光、ビッグローブ光、OCN光、So-net光、@nifty光、楽天ひかり、ぷらら光、エキサイト光、@TCOMヒカリ、U-next光、IIJmioひかり、AsahiNet光、DTI光、Marubeni光、GMO光アクセスなど

注意点④:解約でメールアドレス等が使えなくなる可能性がある

ドコモ光とセット契約が可能な提携プロバイダは無料でメールアドレスを提供しています。

しかし、ドコモ光を解約するとプロバイダ提供のメールアドレスが使えなくなります。

ドコモ光の解約でメールアドレスが利用不可となる提携プロバイダ:
ドコモnet、GMOとくとくBB、andline、SIS、楽天ブロードバンド、@ネスク

ただし、ドコモ光の解約後も今まで利用していた「メールアドレスを残したい」という場合には、上記プロバイダ以外なら有料プランに変更依頼することでメールアドレスを継続利用できます。

プロバイダメール継続利用な
プラン・コース
plalaぷらコミ0
月額220円
@nifty@nifty基本料金
月額275円
ic-netメールコース
月額990円
hi-hoちょこっとコース
月額220円
BB.exciteBB.exciteオプション
月額418円
BIGLOBEベーシックコース
月額220円
Tigers-net.comベーシックコース
月額330円
エディオンネットサービス基本料
月額330円
シナプスシナプス・シンプル
月額308円
DTIUbicプラン
月額220円
TikiTikiメールアドレスコース
月額385円
OCNバリュープラン
月額275円
@TCOMメールコース
月額330円
AsahiNetメール・ブログコース
月額330円
TNCモバイルプラン
月額641円
@ちゃんぷるネットメールプラン
月額330円
WAKWAKメール専用コース
月額220円
ワンポイントアドバイス
ドコモ光を解約するとメールアドレスの利用が停止されます。

その為、メールアドレスをドコモ光解約後も継続して利用したい場合にはドコモ光の解約前に利用中のプロバイダへ直接ご連絡をお願いします。

ドコモ光を解約せずに「事業者変更」で他社へ乗り換えよう!

ドコモ光から他社へ乗り換えをご検討の方は、ドコモ光を解約せずに「事業者変更」と呼ばれる手続きなら回線工事不要で他社光コラボへ乗り換えることが可能です!

事業者変更とは、ドコモ光でインターネット接続していた回線を乗り換え先である他社光コラボでも再利用することが可能な手続きです。(回線が再利用できるので乗り換え時に回線工事が不要となります。)
現在契約中のスマホ会社とセット割引が可能な光コラボへドコモ光から乗り換えると良いでしょう!
契約スマホおすすめ回線
(光コラボ)
適用可能な
セット割引
auビッグローブ光auスマートバリュー
UQmobileビッグローブ光自宅セット割
SoftBank
Y!mobile
ソフトバンク光おうち割光セット

以下で詳しく解説します。

au/UQmobile契約者ならビッグローブ光へ乗り換えよう

au/UQmobileの携帯スマホを契約中ならドコモ光から「事業者変更」でビッグローブ光へ乗り換えると、auなら「auスマートバリュー」・UQmobileなら「自宅セット割」のセット割が適用可能です。

ビッグローブ光
基本情報
月額料金
  • 戸建住宅
    5,478円
  • 集合住宅
    4,378円

※3年プランの場合

契約手数料3,300円
※3年プランの場合
工事費事業者変更なら
工事の実施が不要
工事費不要!
申込窓口
限定特典
10,000円
キャッシュバック
NNコミュニケーションズ限定
2024年3月31日終了予定
セット割
  • auの場合:
    auスマートバリュー
  • UQmobileの場合:
    自宅セット割

auスマホ契約者がビッグローブ光へ乗り換えると毎月のスマホ代が割引される「auスマートバリュー」が適用可能です。また、UQmobileスマホ契約者がビッグローブ光へ乗り換えると毎月のスマホ代が割引される「自宅セット割」が適用可能です。

正規代理店NNコミュニケーションズが運営する申込受付サイト経由でドコモ光からビッグローブ光へ事業者変更の手続き(申し込み)を行うと、乗り換え後に限定特典として10,000円が受け取れます!

SoftBank/Y!mobile契約者ならソフトバンク光へ乗り換えよう

SoftBank/Y!mobileの携帯スマホを契約中ならドコモ光から「事業者変更」でソフトバンク光へ乗り換えると、「おうち割光セット」と呼ばれるセット割引が適用可能です。

ソフトバンク光
基本情報
月額料金
  • 戸建住宅
    5,720円
  • 集合住宅
    4,180円

※2年自動更新の場合

契約手数料3,300円
工事費事業者変更なら
工事の実施が不要
工事費不要!
申込窓口
限定特典
15,000円
キャッシュバック
エヌズカンパニー限定
2024年3月31日終了予定
セット割おうち割光セット

SoftBank又はY!mobileのモバイル契約者がビッグローブ光へ乗り換えるとスマホ代が毎月最大1,100円割引される「おうち割光セット」が適用可能です。

正規代理店エヌズカンパニーが運営する申込受付サイト経由でドコモ光からビッグローブ光へ事業者変更の手続き(申し込み)を行うと、乗り換え後に限定特典として15,000円が受け取れます!

まとめ

この記事ではドコモ光を解約予定の方に向けてドコモ光の解約方法や解約手順を解説すると共に、解約する際に注意が必要なプロバイダ、解約に伴う費用(解約金)、解約費用をなるべく0円に抑える方法などをまとめて解説しました。

ドコモ光の解約は「Web」「ドコモショップ」「電話」のいずれかの方法で受け付けています。

WebWeb解約手続き
受付時間:24時間
ショップドコモショップ
受付時間:店舗により異なる
電話
  • ドコモ携帯から
    (局番なし)151
  • ドコモ携帯以外から
    0120-800-000

受付時間:9時~20時

解約時期や時間帯によっては電話は大変混雑するためオペレーターに繋がりにくい状況となりますので、Web又はドコモショップでの解約手続きをおすすめします。

ドコモ光とセット契約している提携プロバイダはドコモ光の解約と共にプロバイダも解約となりますが、一部の提携プロバイダでは「解約意思確認」や「他のプランへ自動変更」「オプションのみ自動継続」となる場合がありますので注意しておきましょう。

ドコモ光の解約金はいくらですか?
ドコモ光を定期契約プランで契約中の場合の解約金は、戸建タイプは5,500円・マンションタイプは4,180円です。(※但し、2022年6月30日以前にドコモ光を契約している場合の解約金は、戸建タイプは14,300円・マンションタイプは8,800円となります。)
ドコモ光の解約方法を教えてください。
ドコモ光の解約受付は「Web」「ドコモショップ」「電話」のいずれかの方法があります。電話の場合は、ドコモ携帯電話からの場合は「151」・ドコモ携帯以外からの場合は「0120-800-000」です。(※電話の受付時間は9時~20時)
ドコモ光は解約予定日の何日前から手続き可能ですか?
ドコモ光の解約は解約手続日が属する月の翌月末日まで指定可能です。例えば、2月5日に解約手続きを行う場合には翌月末日の3月31日までなら解約日を指定できます。
ドコモ光の解約とは別にプロバイダへの連絡は必要ですか?
基本的にドコモ光の解約と同時にプロバイダも解約となります。しかし、一部のプロバイダによっては別途解約手続きが必要な場合もあります。