ソフトバンクエアー(SoftBank Air)の使い方は難しいのではないかと思っている人も多いようです。特にインターネットの知識があまりない初心者の人や女性の人はソフトバンクエアーの仕組み・原理を理解するのが難しいと思います。

目次
ソフトバンクエアーの使い方について
ソフトバンクエアー(SoftBank Air)は工事不要でインターネットが始められるサービスです。工事は不要でも「ソフトバンクエアーの使い方は難しいのでは?」と思っている人もいるかもしれません。

そこで、ソフトバンクエアーを始める時の使い方を実際の写真を含めてご紹介していきます。
【使い方1】Airターミナルという機器を使う
ソフトバンクエアーを契約すると自宅に「Airターミナル」と呼ばれる機器を置きます。このAirターミナルは現在以下の4種類の仕様があります。
- Airターミナル
- Airターミナル2
- Airターミナル3
- Airターミナル4
初代が「Airターミナル」、最新が「Airターミナル4」です。

上記の写真のように、初代「Airターミナル」はアンテナが2本出ていて見た目が不格好です。その後に開発された「Airターミナル2」「Airターミナル3」「Airターミナル4」は形が同じでスタイリッシュです。

【使い方2】SIMカードを入れる(不要の場合もあり)
ソフトバンクエアーの裏面を見ると「SIM CARD」と書いてあるキャップ(フタ)があります。

郵送されてきたり、店舗で契約した場合には、基本的に既にここにSIMカードが入っている状態です。たまに自分でSIMカードを挿す必要があるようです。その場合はこの「SIM CARD」のキャップを開けてからSIMカードを差し込んでください。
このSIMカードを挿していないとインターネットには接続出来ませんので、普段は取り出したり触らないようにしましょう。

【使い方3】電源を入れる
ソフトバンクエアーには電源アダプターが同梱されています。これをソフトバンクエアーの背面の電源アダプター差込口に挿して、普段通りにコンセントに挿しましょう。

ソフトバンクエアーには電源の「ON」「OFF」ボタンがありません。その為、コンセントに挿せば電源が入る簡単な仕組みになっています。基本、普段もコンセントに挿しっぱなしにしている人が多いようです。

上記写真のようにソフトバンクエアーには「Status」「LTE」「SIM」「Wi-Fi」「Power」という5つのランプがあります。電源を入れてしばらくすると正常であれば5つのランプが緑色に点灯します。

【使い方4】Wi-Fiの設定をする
最後にソフトバンクエアーでインターネット接続をする端末のWi-Fi設定を行います。今回はiPhoneを使いソフトバンクエアーでインターネットのWi-Fi設定する方法をご紹介しますが、ほとんどのパソコンやスマホ、タブレットも似たような設定方法です。
ソフトバンクエアーの側面を見ると以下の写真のような文字列が記載されています。

SSID(5GHz帯):AB0123456789-5G
暗号キー(PSK-AES):112233445566
セキュリティ上、本当の文字列は伏せさせて頂きますが、上記のような文字(例です)が記載されています。
次にインターネット接続するiPhoneのWi-Fi設定画面へ進むと以下のような画面になります。

上記のようにiPhoneのWi-Fi設定画面では、ソフトバンクエアーの側面に記載されていた文字列(SSID)と同じ文字列が表示されていると思います。とりあえず末尾が「2G」の方を選択してください。
するとパスワードの入力を求められますので、ソフトバンクエアーの側面に記載されている暗号キー(PSK-AES)を入力すると設定は完了です。

上記のようにソフトバンクエアーのWi-Fiが問題なく設定出来れば「Wi-Fiマーク」が表示されます。後はWi-Fi接続したスマホ(上記の場合はiPhone)のブラウザでホームページを閲覧できるかをチェックしてください。

ソフトバンクエアーはどんな仕組みでネット接続できるのか
上記ではソフトバンクエアー(SoftBank Air)の使い方について初期設定からご紹介してきました。

通常の自宅のネット回線は工事が必要なのに何故ソフトバンクエアーは工事不要なのでしょうか?実は意外にもソフトバンクエアーの仕組み・原理を理解していない人もいるようです。
仕組みはスマホと同じ「電波」を利用
ソフトバンクエアーの仕組みを紹介するにはスマホで例えると解りやすいです。
スマホは外出先でも自宅でもインターネットが利用できますよね。

なぜスマホや携帯電話は、Wi-Fiなどを使わずインターネットに接続出来るかの理由は、4G LTEと呼ばれる「電波」を利用しているからですよね。

スマホと同様にソフトバンクエアーも「電波」を利用してインターネット接続する仕組みになっています。

自宅に設置したソフトバンクエアーの機器(Airターミナル)が近くの電波塔から発信された「電波」を受信します。「電波」を受信したAirターミナルが今度はWi-Fiを発信し始めて、スマホなどの端末でWi-Fiを接続する事によりインターネットに接続できる仕組みなのです。

ソフトバンクエアー使い方まとめ
この記事ではソフトバンクエアー(SoftBank Air)の使い方と仕組み・原理についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
ソフトバンクエアーは初回にインターネット接続するスマホなどの設定が必要なだけで、初期設定後の使い方は設定したスマホなどのブラウザを普段通りに開くだけです。ソフトバンクエアーの電源もコンセントに挿すだけですし、難しくない初期設定も一度しておけば使い方はブラウザを開くだけでとても簡単です。ソフトバンクエアーの仕組みについてはスマホ同様に4G LTEの電波を利用している為に工事が不要です。簡単に仕組みを説明すればスマホなどのネット接続する端末と電波の間にソフトバンクエアーがあるという感じですね。
「トクハヤネット」監修者の長井です。
この記事では、ソフトバンクエアーでどのようにインターネットに接続するのかの使い方や何故工事をする必要がなくインターネットが出来るのかの仕組みについて初心者の人でも理解出来るように解りやすくご紹介したいと思います。