ソフトバンクエアー(SoftBank Air)をマンションで利用できるか、契約できるかをお調べですね。
ソフトバンクエアーは携帯電話やスマホ同様に電波を利用してインターネットに接続するサービスなので、マンション(特に高層階)で契約予定の方は「速度は遅いのか」「階数によって繋がらないのか」「Airターミナルの置き場所はどこが良いのか」など、様々な疑問や不安をお持ちの事と思います。
ソフトバンクエアーを契約する住所がインターネットに接続する為に利用する電波の受信可能なエリアだった場合はマンションでも契約可能ですが、マンションの高層階にお住まいの方やマンションの周辺が高層ビル等の密集地域などは契約を断れる場合があります。
※契約を断られる可能性があるだけで契約不可という事ではありません。
目次
ソフトバンクエアーはマンションの階数が11階以上だと契約不可?!

ソフトバンクエアー(SoftBank Air)の契約を検討中の高層マンション(タワーマンション)の高層階にお住まいの方は「契約できるの?」「高層階でも利用できるの?」と心配する方が多くいらっしゃいます。
ソフトバンクエアーは携帯電話やスマホと同じように「電波」を受信することでインターネットに接続できるようになるサービスであるため、契約する住所は電波のエリア内である必要があります。
しかし、電波のエリア内であっても高層階のマンションにお住まいの方は要注意です。
出典:SoftBank公式サイト
SoftBank公式サイトに記載されているように、ソフトバンクエアーは高層マンション(11階以上)にお住まいの方は契約が出来ない可能性があります。(可能性なので契約出来る場合もあり。)

ソフトバンクエアーを契約する(利用する)契約住所がマンションの高層階だった場合、基地局から発信されるソフトバンクエアーで利用する電波が届きづらく受信しづらい可能性があります。
万が一、高層階の部屋のマンションでソフトバンクエアーで利用する電波が届きづらかった場合は、速度が遅く不安定になったり圏外でまったく繋がらない現象が発生する可能性があります。
その為、SoftBankでは「11階以上」の高層階でソフトバンクエアーを契約しようとした場合、お住まいのマンションがあるエリアの状況を判断した上で契約を断る可能性もあります。
11階以上にお住まいのすべての方が契約を必ず断られることはありませんので、ソフトバンクエアーを契約予定の方は一度申し込んでからSoftBankの審査を受けてみましょう。
ソフトバンクエアーをマンションで契約の方が知っておきたいこと

ソフトバンクエアー(SoftBank Air)は電波が受信しづらい高層階の部屋のマンションにお住まいの方は契約を断られる可能性がありますが、その他にもマンションには電波を受信しづらくデメリットになる環境が多々あります。
- 高層マンションの構造は電波を通しにくい
- 周辺に高層マンションが多いと電波を受信しづらい
- 建物が密集する地域の低階層は不利
以下で詳しく解説します。
高層マンションの構造は電波を通しにくい
高層マンション(タワーマンション)は一般的なマンションの壁や窓よりも頑丈に作られています。

高層マンションの壁は一般的なマンションよりも頑丈に作られているためにソフトバンクエアーの専用端末(Airターミナル)が電波を受信しづらい構造となっている場合があります。
また、特にタワーマンションの場合は騒音などの観点から複層ガラス(ペアガラス)を採用しているところが多く、複層ガラスは電波を反射して通しにくい性質です。
その為、高層マンションの構造によってはソフトバンクエアーで利用する電波が受信しづらく、インターネットに繋がりにくい、もしくは圏外でまったく繋がらない現象が発生する可能性があります。
周辺に高層マンションが多いと電波を受信しづらい
ソフトバンクエアーの電波を受信可能な提供エリアであっても、契約する住所の周辺が高層マンションや高層ビルが多い場合は電波を受信しづらい環境です。

特に高層ビルや高層マンションに囲まれた建物の場合、それらの高層ビルや高層マンションがソフトバンクエアーで利用する電波を遮って受信しづらい環境となってしまいます。
その為、ソフトバンクエアーを契約する住所の周辺に高層マンションなど高い建物が多いと電波が受信しづらく速度が遅くなったり繋がりにくくなるなどの問題が発生する可能性があります。
それでも電波の受信状況が改善されない場合は契約から8日以内なら無償でキャンセル可能です。
建物が密集する地域の低階層は不利
建物が密集する地域で尚且つマンションの低階層の場合は電波を受信しづらい環境にあります。

基地局(電波塔)から発信される電波は建物などの障害物に当たると電波のレベルが下がっていきますので、建物が密集している地域のマンションの低階層にお住まいの場合はソフトバンクエアーで利用する電波が受信しづらい不利な環境とも言えます。
その為、SoftBankでは「建物密集地域内の低層階」の場合はソフトバンクエアーの契約を断る可能性もあります。
ソフトバンクエアーがマンションで速度が遅い・繋がらない場合の対処法

ソフトバンクエアー(SoftBank Air)をマンションで契約後、実際に使ってみると「速度が遅い」「繋がりにくい」「まったく繋がらない」などの状況だった場合の対処方法を解説します。
万が一、ソフトバンクエアーをマンションで契約しても使い物にならなった場合は以下の対象方法があります。
- 契約日から8日以内なら契約をキャンセルする
- 契約から9日以上経過している場合は置き場所を変えてみる
契約日から8日以内なら契約をキャンセルする
ソフトバンクエアーをマンションで契約したにも関わらず、速度が遅くて満足いく利用が出来ない場合や圏外でまったく電波を受信できず繋がらない場合はクーリングオフ制度に似ている「初期契約解除制度」を利用して契約を解除(キャンセル)可能です。
※SoftBankでは初期契約解除制度のことを「8日間キャンセル」と呼んでいます。

上記のように、ソフトバンクエアーの「重要事項説明書(8ページ目)」には初期契約解除制度(8日間キャンセル)について「契約時にお渡しする契約書面の受領日、または契約成立日のいずれか遅い日から8日以内は契約の解除ができます」と記載されています。
もし、ソフトバンクエアーをマンションで契約後に利用してみて満足いく利用が出来なかった場合は、クーリングオフのように初期契約解除(8日間キャンセル)で契約を解除可能です。
初期契約解除制度については以下の関連記事で詳しく解説しています。
契約から9日以上経過している場合は置き場所を変えてみる
上記で解説した初期契約解除(8日間キャンセル)はソフトバンクエアーを契約してから8日以内であれば適用可能ですが、契約から9日以上経過している場合は適用できません…。
もし、ソフトバンクエアーを契約してから9日以上経過しており契約したマンションの部屋で「速度が遅い」「繋がらない」場合には専用端末のAirターミナルの置き場所を変更してみましょう。
- 置き場所を電波を受信しやすい窓際に変更する
- 電波を干渉しやすい家電から離れた場所へ変更する
マンションの部屋で一番電波を受信しやすい場所は「窓際」ですので、窓から離れた場所や窓がない部屋にAirターミナルを設置している場合は窓際に置き場所を変えてみましょう。
また、電子レンジやテレビなど電波が干渉しやすい場所から離して設置するのも1つの方法です。
まとめ
この記事ではソフトバンクエアー(SoftBank Air)をマンションで契約予定の方に向けて知っておきたい知識を解説しました。
高層マンション(タワーマンション)の高層階にお住まいの方の中には「ソフトバンクエアーが契約可能な階数は何階なのか」が気になっているようですが、基本的にソフトバンクエアーは何階であっても契約は可能です。
但し、以下のような方はソフトバンクエアーの契約を断られる可能性があります。
- 11階以上の高層階
- 周辺高層ビル地域内
- 建物密集地域内の低層階
上記のような方々はソフトバンクエアーを申し込み後に行われるSoftBankの審査によっては契約出来ない可能性がありますが、「可能性がある」というだけで契約出来る場合もあります。
もし、ソフトバンクエアーを契約できたとしても電波を受信しづらいマンションだった場合は初期契約解除(8日間キャンセル)で契約を解除(契約をなかったことに)することができますので、安心して契約の申し込みができます。
但し、契約するマンションの部屋の階数が高層階の場合、周辺が高層ビルの地域、低層階であっても建物が密集した地域の場合はSoftBankから契約を断られる場合があります。