ドコモ home5Gの8日以内キャンセルを解説

ドコモ home5Gをクーリングオフしたいのですね。

ドコモのホームルーターであるhome5Gはクーリングオフ制度の対象外です。

しかし、ドコモではクーリングオフに似ている「8日以内キャンセル」と呼ばれるドコモが独自で定める基準に従ってドコモ home5Gの契約をキャンセル(解除することが可能です。

「8日以内キャンセル」はドコモが独自で定めた”確認措置”と呼ばれる制度です。

ただし、「8日以内キャンセル」は以下の場合に適用可能です。

8日以内キャンセルの条件
  • 電波状況が不安定であることが明らかな場合
  • 法令遵守状況が不十分であることが明らかな場合

上記の場合に「8日以内キャンセル」でドコモ home5Gの契約をキャンセルできますが、最終的な判断はドコモが行いますので「8日以内キャンセル」を受け付けてくれない可能性もあります。

また、「思っていたよりも速度が遅い」「やっぱり他のサービスがいい」などの理由でドコモ home5Gを「8日以内キャンセル」しようと思っても個人的な理由では受け付けてくれません。

この記事ではドコモ home5Gをクーリングオフしようとお考えの方を対象に、クーリングオフ制度に似ている「8日以内キャンセル」はどんな時に申告可能なのか、8日以内キャンセルの申し込み(申告)方法と申告可能な期間、そして8日以内キャンセル前に知っておきたい

ABOUT US
長井智
インターネット販売代理店で10年以上勤務し、各社光回線やプロバイダなどの販売に従事。現在は自らインターネット回線の販売代理店としても活動しながらトクハヤネットも運営中。 著者情報

※以下、表示金額はすべて「税込」です。

ドコモ home5Gを8日以内キャンセル可能な条件

ドコモ home5Gはクーリングオフ制度の対象外とはなりますが、ドコモが独自で規定した「8日以内キャンセル」と呼ばれる制度を利用することは可能です。

ただし、「8日以内キャンセル」は無条件でドコモ home5Gの契約をキャンセルできるのではなく、「8日以内キャンセル」を適用できる(利用できる)条件があります。

この記事の冒頭でもご紹介しましたが、8日以内キャンセルの条件は以下です。

8日以内キャンセルの条件
  • 電波状況が不安定であることが明らかな場合
  • 法令遵守状況が不十分であることが明らかな場合

上記のいずれかの条件に当てはまる場合にはドコモ home5Gを8日以内キャンセルが可能です。

それぞれの条件を以下で詳しく解説します。

条件 電波状況が不安定であることが明らかな場合

ドコモ home5Gの申し込みの際に登録した設置場所住所(home5Gを利用する住所)で、以下のいずれかの状況が発生している場合には「8日以内キャンセル」を申告可能です。

設置場所住所の電波状況
  • サービスエリア外で圏外の場合
  • 電波の受信状況が悪く不安定な場合

ドコモ home5Gの申し込み時に登録した「設置場所住所」が電波を受信できないサービスエリア外だった場合(圏外だった場合)は8日以内キャンセルを申告可能です。

また、ドコモ home5Gの申し込み時に登録した「設置場所住所」がサービスエリア内であったとしても周辺環境などが原因で電波を受信しづらく不安定な場合も8日以内キャンセルを申告可能です。

執筆者:長井

ドコモ home5Gは専用ルーターが携帯電話と同じように「電波」を受信することでインターネットに接続できるサービスであるため、電波状況が悪いと満足な利用ができませんので「電波状況の悪さ」が理由なら8日以内キャンセルの対象となります。

条件 法令遵守状況が不十分であることが明らかな場合

ドコモ home5Gは法令遵守状況が不十分な場合も8日以内キャンセルの対象となります。

「法令遵守状況が不十分」とは以下のいずれかの場合に限られます。

法令遵守状況が不十分な場合とは
  • 契約書面が交付されていない場合
  • 申し込み内容が説明を受けた内容と異なる場合

ドコモ home5Gを申し込み後に契約が成立するとドコモ home5Gを申し込みした窓口は速やかに契約者へ「契約書面」を交付しなければなりませんが、契約成立後に契約書面が交付されていない場合は8日以内キャンセルを申告可能です。

ドコモ home5Gをドコモショップ等の店頭で申し込みした場合はその店頭で契約書面を受け取ります。また、ドコモオンラインショップ等のWEBで申し込みした場合はhome5Gの専用ルーターとは別に契約書面が郵送されてきます。

また、ドコモ home5Gの勧誘時や申し込み時に販売スタッフから契約書面の内容とは明らかに異なる説明を受けて契約した場合も8日以内キャンセルを申告可能です。

執筆者:長井

ドコモ home5Gの販売員は契約書面の交付を徹底しており、一部の悪質な販売員を除き誤った説明を行う販売員は少ないので「法令遵守が不十分」を理由に8日以内キャンセルを行うことはあまりありません。

ドコモ公式のオンラインショップでドコモ home5Gを申し込みした場合は「契約書面が交付されていない場合(契約書面不交付)」のみ8日以内キャンセルを申告できます。

ドコモ home5Gを8日以内キャンセルできる申告期間

この記事で解説しているドコモ home5Gの契約を解除できる「8日以内キャンセル」という制度は、制度の名前でも分かるように「8日以内」であれば申告できる制度です。

申込書控え受領日/サービス開始日のどちらか遅い日が起算日

ドコモ home5Gを「8日以内キャンセル」したい場合は、8日以内キャンセルを申告できる期間かを確認します。

では、8日以内の起算日(1日目)はいつになるのでしょうか?

8日以内キャンセルの起算日

ドコモ home5Gの「申込書控え受領日」または「サービス開始日」のどちらか遅い日を起算日(1日目)です。

申込書控え受領日とは

「申込書控え受領日」はドコモ home5Gの契約締結時に契約者へ交付される申込書の控えを受け取った日のこと。

ドコモ home5Gの契約が成立すると契約者に対して「申込書の控え」が必ず交付されます。

執筆者:長井

ドコモ home5Gをドコモショップ等の[店頭]で申し込みした場合は「申込書控え」を申し込み当日に店頭で受け取りますが、ドコモオンラインショップ等の[WEB]で申し込みした場合は後日郵送されてきます。

サービス開始日とは

「サービス開始日」はドコモ home5Gでインターネットが利用できるように開通手続きをした日のこと。

ドコモ home5Gで使用する専用ルーターに「nanoSIMカード」を挿し込んでから「開通手続き」を行うことでインターネットが利用できるようになります。

ドコモショップ等の[店頭]で申し込みした場合は店舗スタッフが「nanoSIMカード挿し込みから開通手続き」までを行ってくれる場合があります。しかし、基本的には契約者自身で「nanoSIMカード挿し込み」と「開通手続き」を行います。

執筆者:長井

ドコモオンラインショップ等の[WEB]でドコモ home5Gを申し込んだ場合は、専用ルーターが郵送されてきたらドコモへ電話をすると開通手続きが行えます。

アドバイス

8日以内キャンセルの起算日(1日目)は「申込書の控えを受け取った日」もしくは「開通手続きを行ってインターネットの利用を開始した日」のいずれか遅い日、と覚えておいてください。

起算日から8日以内なら8日以内キャンセルの申告可能

ドコモ home5Gの「申込書控え受領日」または「サービス開始日」のどちらか遅い日を起算日(1日目)として8日以内であれば「8日以内キャンセル」を申告することができます。

ただし、「申込書控え受領日」または「サービス開始日」のどちらか遅い日を1日目として9日以上経過している場合は8日以内キャンセルの申告はできません。(9日目以降は通常の解約となります。)

在庫があるドコモショップなどの店頭でドコモ home5Gを申し込みした場合は「専用ルーター」を持ち帰った日が8日以内キャンセルの起算日(1日目)となります。

ドコモ home5Gを店頭で申し込んで専用ルーターをその日に持ち帰った場合は、申込日を1日目として8日以内が8日以内キャンセルの申告が可能な期間となります。

執筆者:長井

ドコモ home5Gをドコモオンラインショップなど[WEB]で申し込みした場合は「申込書控え」と「専用ルーター」は別々に郵送されてきますので、8日以内キャンセルの起算日(1日目)は注意が必要です。

WEBで申し込んだ場合の起算日
  • 申込書控えが届くよりも先に専用ルーターの開通手続きをした場合は、開通手続き日が起算日(1日目)です。
  • 専用ルーターが届くよりも先に申込書控えが届いた場合は、申込書控えが届いた日が起算日(1日目)です。
  • 申込書控えよりも先に専用ルーターが届いたとしても”開通手続きを行わず”に申込書控えが届いた場合は、申込書控えが届いた日が起算日(1日目)です。

ドコモ home5Gを8日以内キャンセルする申告方法

8日以内キャンセルでドコモ home5Gの契約をキャンセル(解除)する場合は、必ずドコモ home5Gの契約者本人が申告期間内に申告する必要があります。

ドコモ home5Gは「電波状況が不安定な場合」と「法令遵守状況が不十分な場合」で8日以内キャンセルの申告方法に違いがあります。

以下では、「電波状況が不安定な場合」と「法令遵守状況が不十分な場合」に分けてドコモ home5Gの8日以内キャンセルを申告する方法と申告可能な期間を解説します。

電波状況が不安定な場合の申告方法

ドコモ home5Gを申し込み時に登録した設置場所住所(home5Gを利用する住所)で「電波状況が不安定な場合」の8日以内キャンセルの流れは以下です。

電波状況が不安定な場合
  1. 8日以内キャンセルをドコモへ申告をする
  2. 電波状況の改善策を提案されるので実施する
  3. 改善実施日から8日以内に8日以内キャンセルを申し込む

以下で詳しく解説します。

Step① 8日以内キャンセルをドコモへ申告をする

ドコモ home5Gの「申込書控え受領日」または「サービス開始日」のどちらか遅い日を起算日(1日目)から8日以内にドコモへ電話をして8日以内キャンセルを申告します。

必ず、ドコモ home5Gの契約者本人が電話をしてください。

申告先の電話番号
  • ドコモ携帯電話から: (局番なし)113
    音声ガイダンス スキップ番号:[0]⇒[15]
  • ドコモ携帯以外から: 0120-800-000
    音声ガイダンス スキップ番号:[3]⇒[4]

受付時間 9時~20時まで(年中無休)

出典:https://www.docomo.ne.jp/support/inquiry/reception/

「電波状況が不安定な場合」の8日以内キャンセルの申告は、ドコモ携帯電話の場合は「113」・ドコモ携帯以外(一般電話など)の場合は「0120-800-000」へ受付時間内に電話をしてください。

アドバイス

自動音声ガイダンスが流れ始めたら、上記記載の「スキップ番号」を押すとスムーズに電波状況に関する問い合わせ窓口に繋がります。(スキップ番号は音声ガイダンス途中でも操作可能です。)

Step② 電波状況の改善策を提案されるので実施する

オペレーターに繋がったら以下の内容を伝えてください。

  • ドコモ home5Gを契約中であること
  • 電波状況が不安定で8日以内キャンセルを考えていること

ドコモ home5Gを8日以内キャンセルしたい旨をオペレーターに伝えると、ドコモ home5Gが問題なく使えるように不安定な電波状況の改善策が提案されます。

執筆者:長井

オペレーターから提案されたすべての改善策を実施してください。

Step③ 改善実施日から8日以内に8日以内キャンセルを申し込む

ドコモへ電話をしてオペレーターから提案されたすべての改善策を実施しても改善されず不安定な電波状況に変わりがない場合、ようやく正式な「8日以内キャンセル」の申し込みが可能となります。

8日以内キャンセルの申し込みは、ドコモへ電話をして改善策を試しても改善されなかった場合に可能となります。(ただし、提案された改善策で改善された場合は8日以内キャンセルを受け付けてくれません。)

ドコモへ電話をして「改善策を提案された日」及び「改善策を実施した日」を1日目として8日目以内に以下の方法で8日以内キャンセルを正式に申し込みます。

8日以内キャンセルの正式な申込先
  • ドコモショップ等の店頭で契約している場合
    ドコモ home5Gを申し込んだ店舗へ来店して手続きをしてください。
  • Web代理店で契約している場合
    正規代理店のホームページ経由で契約した場合は代理店へ連絡してください。
  • ドコモオンラインショップで契約している場合
    8日以内キャンセル受付センターへ電話をしてください。
    電話番号:0120-580-130
    受付時間:10時~18時まで(年中無休)
執筆者:長井

「来店すべきか」「電話をすべきか」が分からない場合には、とりあえず上記に記載されている「8日以内キャンセル受付センター」の電話番号へ改善提案日を含む8日以内に連絡してください。

法令遵守状況が不十分な場合の申告方法

ドコモ home5Gを申し込み内容と説明を受けた内容が異なる説明をされて「法令遵守状況が不十分な場合」の8日以内キャンセルの流れは以下です。

法令遵守状況が不十分な場合
  1. 8日以内キャンセル受付センターへ電話で申告する
  2. 申告内容が事実であるかを確認される
  3. ドコモ home5Gの申し込みをした窓口へ連絡する

以下で詳しく解説します。

Step① 8日以内キャンセル受付センターへ電話で申告する

申し込み内容とは異なる説明を受けてドコモ home5Gを契約してしまった場合は「申込書控え受領日」または「サービス開始日」のどちらか遅い日を起算日(1日目)から8日以内にドコモの「8日以内キャンセル受付センター」へ電話をして8日以内キャンセルを申告します。

必ず、ドコモ home5Gの契約者本人が電話をしてください。

8日以内キャンセル受付センター

電話番号 0120-580-130
受付時間 10時~18時まで(年中無休)

出典:https://www.docomo.ne.jp/support/cancellation_8day/

「法令遵守状況が不十分な場合」の8日以内キャンセルの申告は、8日以内キャンセル受付センターの電話番号(0120-580-130)へ受付時間内に電話をしてください。

Step② 申告内容が事実であるかを確認される

「8日以内キャンセル受付センター」へ申告した内容が事実であるかをドコモが調査します。

申告内容の事実確認の調査には数日かかる場合があります。

執筆者:長井

8日以内キャンセル受付センター(ドコモ)へ申告した内容が事実であることが確認できたら正式な「8日以内キャンセル」の申し込みが可能となります。

Step③ ドコモ home5Gの申し込みをした窓口へ連絡する

8日以内キャンセル受付センターへ電話で申告した内容に基づき、ドコモが申告内容を確認して「ドコモが法令遵守状況が不十分」と判断した場合にようやく正式な「8日以内キャンセル」の申し込みが可能となります。

法令遵守状況が不十分とドコモが確認して、ドコモが8日以内キャンセルを申告した方に(ドコモ home5Gの契約者に)「8日以内キャンセルの申し込みを依頼された日」1日目として8日目以内に以下の方法で8日以内キャンセルを正式に申し込みます。

8日以内キャンセルの正式な申込先
  • ドコモショップ等の店頭で契約している場合
    ドコモ home5Gを申し込んだ店舗へ来店して手続きをしてください。
  • Web代理店で契約している場合
    正規代理店のホームページ経由で契約した場合は代理店へ連絡してください。
  • ドコモインフォメーションセンターで契約している場合
    ドコモインフォメーションセンターへ電話をしてください。
    電話番号:0120-800-000
    受付時間:9時~20時まで(年中無休)
  • ドコモオンラインショップで契約している場合
    ドコモオンラインショップセンターへ電話をしてください。
    電話番号:0120-131-067
    受付時間:9時~20時まで(年中無休)
アドバイス

8日以内キャンセルが可能かの判断はドコモが行い、ドコモが8日以内キャンセルに該当していると確認できた場合、ドコモ home5Gを申し込んだ窓口で8日以内キャンセルの申し込みを行います。

ドコモ home5Gを8日以内キャンセルする前に知っておきたい情報

上記ではドコモ home5Gを8日以内キャンセル可能な条件や申告方法について解説してきましたが、ここからは8日以内キャンセルを手続きする前に知っておきたい情報をまとめて解説します。

通信契約と売買契約の両方が無償キャンセルされる

ドコモ home5Gは基本的に2つの契約を締結しています。

ドコモ home5Gの契約
  • インターネットを利用するための「通信契約」
  • 使用する専用ルーターを購入するための「売買契約」

8日以内キャンセルで申し出てドコモ home5Gの契約を解除した場合、「通信契約」と「売買契約」の両方の契約を無償キャンセル(解除)することが可能です。

執筆者:長井

ドコモ home5Gを8日以内キャンセルで契約を解除した場合に「通信契約と売買契約のどちらの契約が解除されるのか」というご質問をいただく事がありますが両方の契約が無償でキャンセルできます。

一括購入している場合はルーター代が返金される

ドコモ home5Gで使用する専用ルーターは「一括」または「分割」で売買契約を行います。

「home 5G HR02」の専用ルーター代金は以下です。

一括購入契約71,280円
分割購入契約月々1,980円
/36回分割
出典:https://www.docomo.ne.jp/home_5g/hr02/

ドコモ home5Gの専用ルーター「home 5G HR02」を一括購入した場合は申し込み時に71,280円の支払いとなります。また、36回分割購入した場合は月額料金と合算されて月々1,980円が36ヶ月間請求されます。

もし、専用ルーターを「一括購入」しているドコモ home5Gを8日以内キャンセルで契約を解除した場合は一括で支払った代金が申し込み窓口から返金されます。

執筆者:長井

8日以内キャンセルはドコモ home5Gを申し込みした窓口で手続きを行いますが、その際に一括で支払われたルーター代金が返金されます。(分割購入契約をしている場合は当然返金されません。)

8日以内キャンセル後は専用ルーターの返却が必要

ドコモ home5Gを8日以内キャンセルすると、一括または分割で購入契約した専用ルーターはドコモ home5Gを申し込みをした窓口へ返却(返品)しなければなりません。

申し込み方法返却方法
対面店頭で返却
非対面郵送で返却

ドコモ home5Gをドコモショップなどの店頭で(対面で)申し込みした場合、申し込みした店頭で8日以内キャンセルを手続きする際に専用ルーターを返却します。

ドコモ home5Gをオンラインショップや電話などの「非対面」で申し込みした場合、8日以内キャンセル手続きの際に指定された方法で専用ルーターを郵送で返却します。
(返却に対する送料は自己負担です。)

執筆者:長井

専用ルーター本体だけでなく、箱や同梱されている説明書やケーブルなど一式もすべて返却対象です。

月額料金は日割り計算されて請求される

ドコモ home5Gを8日以内キャンセルするとインターネットを利用するための「通信契約」はキャンセル(解除)となりますが、8日以内キャンセルを手続きするまでの月額料金は日割りされて請求されます。

日割り計算の方法

月額料金(4,950円)÷キャンセル月の日数×利用日数

ドコモ home5Gの開通日が4月1日で8日以内キャンセル成立日が4月3日の場合、日割りの料金は以下です。

月額料金(4,950円)÷30日(4月の日数)×3日(利用日数)495円

ドコモ home5Gの料金プラン「home 5G プラン」の月額料金は4,950円です。

8日以内キャンセルを4月に行った場合、4月の日数は30日間なので[4,950円÷30日=165]となり、165に利用日数である[3日間]を掛けると日割りの請求額は495円となります。

まとめ

この記事ではドコモのホームルーターであるhome5Gをクーリングオフで契約をキャンセル(解除)したい方を対象に、クーリングオフに似ているドコモの制度「8日以内キャンセル」の条件や手続き可能な期間、そして申し込み方法についてまとめて解説しました。

ドコモ home5Gはクーリングオフの対象外ですが、ドコモが独自で規定している「8日以内キャンセル」ならドコモ home5Gの契約を解除することができます。

8日以内キャンセルでドコモ home5Gの契約を解除できる条件は以下のいずれかです。

8日以内キャンセルが可能な条件
  • 電波状況が不安定であることが明らか
    「サービスエリア外または電波状況が不安定な場合」
  • 法令遵守状況が不十分であることが明らか
    「契約書面が交付されていない」または「十分な説明がなされていない」

上記の条件に当てはまり、尚且つ以下の期間であれば8日以内キャンセルの手続きが可能です。

ドコモ home5Gの「申込書控え受領日」または「サービス開始日」のどちらか遅い日を起算日(1日目)として8日以内なら8日以内キャンセルが可能。

「電波状況が不安定の場合」と「法令遵守状況が不十分の場合」で8日以内キャンセルの手続きの流れが異なります。

電波状況が不安定の場合
  1. 8日以内キャンセルをドコモへ申告をする
    0120-800-000(受付時間:9時~20時)
  2. 電波状況の改善策を提案されるので実施する
    ドコモから提案される改善策をすべて試す
  3. 改善実施日から8日以内に8日以内キャンセルを申し込む
    ドコモ home5Gを申し込んだ窓口へ連絡する
法令遵守状況が不十分の場合
  1. 8日以内キャンセル受付センターへ電話で申告する
    0120-580-130(受付時間:10時~18時)
  2. 申告内容が事実であるかを確認される
    ドコモによる事実確認
  3. ドコモ home5Gの申し込みをした窓口へ連絡する