ビッグローブ光を契約して利用中の場合に引っ越しが決まった場合、どのような手続きが必要になるのか気になりますよね。また、引っ越し先でビッグローブ光を継続利用する場合、引っ越し先の自宅の工事費はいくらになるのかも気になります。
※以下、表示金額はすべて「税込」です。
ビッグローブ光の引っ越し手続き方法
ビッグローブ光を契約利用中で引っ越しが決定して、引っ越し先でも継続してビッグローブ光を利用する場合には引っ越し手続きが必要です。
引っ越しに伴う工事費や料金などの費用面をご紹介する前に、ビッグローブ光の引っ越し手続きの方法をご紹介します。ビッグローブ光の大まかな引っ越し手続きの流れは以下です。
- 引っ越し(移転)手続きをする
- 引っ越し先で開通工事を実施する
- 引っ越し先での接続設定
①引っ越し(移転)手続きをする
現在ビッグローブ光を利用している住所から違う住所へ引っ越しして、引っ越し先でもビッグローブ光を利用する場合には移転手続きが必要です。
ビッグローブ光の移転手続きは以下の「引越し相談窓口」へ電話をします。
電話番号:0120-92-1740
受付時間:9時~20時(年中無休)
当然ですが引っ越し先の住所がまだ決まっていない段階から移転手続きをしても、引っ越し先がビッグローブ光に対応したエリアかが解りません。
また、引っ越し先でもビッグローブ光で利用する光回線を自宅へ引き込む工事が必要ですが、開通工事には移転手続き後から1ヶ月~2ヶ月後になってしまいます。その為、引っ越し先の住所が決定したら速やかに手続きする事をおすすめします。
引っ越し手続きに必要なもの
ビッグローブ光の引っ越し手続きは上記でご紹介した電話番号へ電話をしますが、手続きには以下の情報が必要となります。
- ユーザID
- 契約者氏名
- BIGLOBEに登録している電話番号
- 現在の回線設置住所
- 引越し先の回線設置住所
まず、引っ越し手続きの電話の前に上記の情報を前もって準備しておきましょう。
②引っ越し先で開通工事を実施する
引っ越し先でもビッグローブ光を契約を継続して利用する場合には、引っ越し先の自宅でもビッグローブ光で利用する「光回線」を引き込む開通工事が必要になります。
ビッグローブ光はNTT東日本・NTT西日本の光回線を借りて提供されている為、開通工事にはNTTから派遣された委託工事業者が引っ越し先へ来て工事を行います。
③引っ越し先での接続設定
引っ越し先の開通工事が終了したら、自宅に設置されたモデムやお持ちのパソコンなどでビッグローブ光へ接続する為の簡単な設定を行います。
これでビッグローブ光の引っ越し(移転)手続きは終了です。
以上、引っ越しする住所でもビッグローブ光を継続利用する為の簡単な流れをご紹介しました。続いてビッグローブ光の引っ越しに伴う費用について詳しくご紹介します。
引っ越しに伴うビッグローブ光の移転費用
引っ越しが決まったら、ビッグローブ光を継続して利用したくても気になるのが費用についてでしょう。そこでここからはビッグローブ光を引っ越しする住所でも継続して契約する場合の移転費用についてご紹介したいと思います。
今の引っ越し前の住所でもビッグローブ光を開通させるには光回線を引き込む工事が必要でした。同様に引っ越し先でも光回線を引き込む工事が必要です。
引っ越し先の工事費の支払いは「必要な場合」と「不要な場合」があります。
引っ越し(移転)先の工事費は契約プランが重要
上記でビッグローブ光の「引っ越し先の工事費が必要な場合と不要な場合がある」とご紹介しました。この工事費が必要・不要の違いは現在契約中のビッグローブ光のプランによって異なっているのです。
ビッグローブ光には3年契約の「3年プラン」と2年契約の「2年プラン」があります。
プラン | ビッグローブ光 3年プラン | ビッグローブ光 2年プラン |
---|---|---|
月額料金 |
|
|
契約期間 | 36ヶ月 (自動更新) | 24ヶ月 (自動更新) |
参照:ビッグローブ光「ひかり」コース(3年プラン)
参照:ビッグローブ光「ひかり」コース(2年プラン)
ビッグローブ光の3年プランと2年プランの大きな違いは月額料金です。
契約期間が長い3年プランの方が2年プランより月額料金が220円安いです。
その代わりに契約期間中の解約に支払う違約金が3年プランの方が高めになっています。
移転工事費用が必要な場合と不要な場合
ここからが本題なのですが、ビッグローブ光を3年プランで契約している人だけが引っ越し先の工事費が不要です。
契約中プラン | ビッグローブ光 「3年プラン」 | ビッグローブ光 「2年プラン」 |
---|---|---|
引っ越し先の 開通工事費 | 不要 | 必要 |
一方、ビッグローブ光を3年プラン以外(2年プランなど)で契約している場合には引っ越し先の開通工事費の支払いは「必要」になります。
これからビッグローブ光を新規契約予定で、今後引っ越しする予定がありそうな場合は「3年プラン」で契約すると、引っ越し先の工事費が無料になるのでおすすめです。
ビッグローブ光を引っ越し理由で解約した場合の違約金
引っ越し先ではビッグローブ光を継続利用しない場合も考えられます。その場合、引っ越し理由でビッグローブ光を解約した場合には違約金(解約金)の支払いは必要なのでしょうか?
解約したら違約金の支払いは必要
引っ越しに伴い仕方なくビッグローブ光を解約すると「引っ越しが理由だから」と違約金の免除は当然ですが一切ありません。
2022年7月1日以降にビッグローブ光を申し込みの場合は以下の解約金となります。
解約金 | |
---|---|
ファミリータイプ | 4,230円 |
マンションタイプ | 3,360円 |
ビッグローブ光の「ファミリータイプ」の解約金は4,230円、「マンションタイプ」の解約金は3,360円です。
プラン名 | 解約金 |
---|---|
ビッグローブ光 (2年プラン) | 9,500円 |
ビッグローブ光 (3年プラン) | 11,900円 |
ビッグローブ光を2022年6月30日までに申し込みされた場合は、契約期間が2年間(24ヶ月間)の「2年プラン」と3年間(36ヶ月間)の「3年プラン」によって解約金に違いがあります。
ビッグローブ光の契約期間中の解約は、引っ越し理由であろうとも上記のような違約金の支払いが必要です。解約や違約金についての詳細は以下の関連記事をご覧ください。
工事費の残債も一括払い
以下は工事費の一例です。引っ越し前の今の住所のビッグローブ光の工事費は「一括払い」か「分割払い」の2つから選択しているはずです。
工事費 「一括払い」 の場合 | 工事費 「分割払い」 の場合 | |
---|---|---|
ファミリー タイプ | 33,000円 | 825円 (40回) |
マンション タイプ | 29,700円 | 539円 (40回) |
もし、分割払いの40回を選択していた場合で引っ越しに伴う解約で残債がある場合は一括で支払う必要があります。
例えば、40回の分割ですが30回目で解約する場合には残債(残りの10回分)を一括払いする必要があります。
引っ越し先がビッグローブ光のエリア外だった場合
引っ越し先でも継続契約したままビッグローブ光を利用したい!と思っても、もし引越し先の住所がビッグローブ光の提供エリア外だった場合はどうなってしまうのでしょうか?
引っ越し先がエリア外だった場合の対処方法
ビッグローブ光を引っ越しする住所でも継続して利用してくても提供エリア外だった場合ですが、残念ながらビッグローブ光は解約となります。
上記でもご紹介した電話番号へ電話をしてビッグローブ光の移転手続きをしますが、引っ越しの住所のエリアが万が一提供エリア外だった場合には解約手続きとなってしまいます。
その際、通常通りの解約となりますので違約金や工事費残債の支払いが必要になってしまいます。
しかし、引っ越しする自宅でもインターネットは必要です。
引っ越し先がエリア外ならフレッツ光・光コラボも契約不可
もし、引っ越し先がビッグローブ光の提供エリア外だった場合、他社のインターネット回線を検討しなければなりませんが1点理解しておく必要があります。
ビッグローブ光は「NTT東日本」「NTT西日本」の「光回線」を利用して提供している光コラボレーション(略して、光コラボ)と呼ばれるサービスです。
ビッグローブ光と同じように「NTT東日本」「NTT西日本」の光回線を利用するサービスは、「フレッツ光」をはじめ、大手の光コラボ「ドコモ光」「ソフトバンク光」などがあります。
引っ越し先がエリア外だった場合のおすすめ回線
上記でご紹介したように、ビッグローブ光が引っ越し先で「エリア外」と判定された場合、フレッツ光や他社光コラボもエリア外となり契約する事が出来ません。
そこで、引っ越し先がビッグローブ光で利用する「NTTの光回線」が引かれておらずエリア外だった場合におすすめするインターネット回線をご紹介します。
- auひかり
- NURO光
- ソフトバンクエアー
auひかり
「auひかり」はKDDIが提供している光回線を利用したインターネット接続サービスです。
「auひかり」は一部のエリアで「NTTの光回線」を利用しています。
しかし、基本的にはKDDIが所有する「光回線」を利用している為、ビッグローブ光がエリア外でも「auひかり」は契約可能な提供エリア内の可能性があります。
NURO光
auひかりの次に検討すべきインターネット回線は「NURO光(ニューロひかり)」です。
「NURO光」はプロバイダの「So-net」で有名なソニーグループのソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供している光回線を利用したインターネット接続サービスです。
NURO光は「NTTの光回線」をSo-netが借り入れて提供しているサービスです。
「フレッツ光」やビッグローブ光のような「光コラボ」も「NTTの光回線」を利用していますが、「ダークファイバー」と呼ばれる少し違う光回線なので、引っ越し先でビッグローブ光がエリア外でもNURO光ならエリア内の可能性があります。
ソフトバンクエアー
「光回線」を利用するインターネット接続サービスがすべてエリア外で契約出来ない場合の最終手段としておすすめなのが「ソフトバンクエアー」です。
ソフトバンクエアーは、ビッグローブ光など「光回線」を利用するのではなく、携帯電話やスマホと同じように「電波」を利用してインターネットに接続するサービスです。「電波」を利用するので工事不要なので手軽に始められるのが特徴です。
まとめ
この記事では、ビッグローブ光を契約し利用中の場合に引っ越しが決まった時の移転手続き方法などを中心にご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
引っ越し先でもビッグローブ光を継続利用する場合にはBIGLOBEへ電話をして引っ越しの手続きを行います。引っ越しの住所が決まったらなるべく早く移転手続きをしましょう。
引っ越しの自宅での開通工事費ですがビッグローブ光を3年プランで契約している人は何度引っ越しをしても引っ越し先の工事費は無料です。万が一、引っ越しの住所がビッグローブ光のエリア外だった場合は解約するしかありませんので、他のインターネット接続サービスを検討しましょう。