ドコモ光の単独タイプについてお調べですね。
ドコモ光の月額料金やプロバイダなどを調べていると「単独タイプ」という契約があることが解りますが、「単独タイプってどういう契約なの?」と疑問をお持ちの方が多くいらっしゃいます。
ドコモ光にはプロバイダとセット契約となる「タイプA/タイプB/タイプC」と契約形態と、契約者自身でプロバイダへの申し込みが必要な「単独タイプ」という契約形態があります。
しかし、単独タイプで契約するとドコモ光の月額料金が高くなるなどのデメリットがあります。
※この記事の記載金額はすべて税込です。
目次
ドコモ光の単独タイプは提携プロバイダ以外を利用する際の契約形態
ドコモ光の単独タイプという契約契約について以下で詳しく解説します。
ドコモ光は提携プロバイダとセット契約が可能!
インターネット接続では「光回線」と「プロバイダ」の役割が重要です。
一般的なよくあるインターネット接続サービスでは「光回線契約」と「プロバイダ契約」は別々に個別契約しますが、ドコモ光の場合は「タイプA・タイプB・タイプC」の3つに分けられた提携プロバイダとセット契約が可能です。
※以下、ドコモ光の光回線契約とセット契約が可能な提携プロバイダです。
提携プロバイダ | |
---|---|
タイプA | OCNインターネット、GMOとくとくBB、@nifty、andline、SIS、BIGLOBE、ic-net、hi-ho、BB.excite、Tigers-net、エディオンネット、SYNAPSE、DTI、楽天ブロードバンド、@ネスク、TiKiTiKi |
タイプB | @TCOM、TNC、@ちゃんぷる、WAKWAK、AsahiNet |
タイプC | ケーブルテレビ提供の提携プロバイダ ※詳細は以下 |
- CTY(シー・ティー・ワイ)
- CNS(ケーブルネット鈴鹿)
- KCN(近鉄ケーブルネットワーク)
- NCT(エヌ・シィ・ティ)
- NCV(ニューメディア)
- tvk(テレビ小松)
- TCN(多摩ケーブルネットワーク)
- KBN(KBN株式会社)
- CNA(秋田ケーブルテレビ)
- ICT(伊賀上野ケーブルテレビ)
- JCV(上越ケーブルビジョン)
- ICN(射水ケーブルネットワーク)
- ads(アドバンスコープ)
- テレビ岸和田(株式会社テレビ岸和田)
- MITAST光(ケーブルテレビ富山)
- waiwai(ケーブルメディアワイワイ)
- Baycom(ベイ・コミュニケーションズ)
- KATCH(キャッチネットワーク)
- TOKAIケーブルネットワーク
- KCN京都(株式会社KCN京都)
- UCV上田ケーブルビジョン
- 鹿沼ケーブルテレビ
- CEK(エコーシティー駒ヶ岳)
- CCNet(CCNet株式会社)
- ひまわりネットワーク
- CCN(シーシーエヌ株式会社)
- ncm(長崎ケーブルメディア)
- icv(出雲ケーブルビジョン)
- medias(知多メディアスネットワーク)
- Goolight
- NICE TV(新川インフォメーションセンター)
- ケーブルテレビ可児
- スターキャット・ケーブルネットワーク
- グリーンシティケーブルテレビ
- 広域高速ネット二九六
- LCV(エルシーブイ株式会社)
- 知多半島ケーブルネットワーク
- 大垣ケーブルテレビ
- TST(となみ衛星通信テレビ)
- 高岡ケーブルネットワーク
ドコモ光を契約する際に上記の提携プロバイダ(タイプA・タイプB・タイプC)から1社を選択して利用すると、プロバイダと個別契約する必要はなくNTTドコモとセット契約(光回線契約・プロバイダ契約)が可能です。
提携プロバイダ以外のプロバイダを利用できる「単独タイプ」
ドコモ光を契約する際はセット契約が可能な「タイプA」「タイプB」「タイプC」の3つに分けられた提携プロバイダから1社を選択して利用します。
しかし、ドコモ光では提携プロバイダ以外のプロバイダも利用可能です。
ドコモ光は光回線契約とセットで契約可能な提携プロバイダを「タイプA」「タイプB」「タイプC」の3つのカテゴリに分けていますが、提携プロバイダ以外のプロバイダを利用したい場合は「単独タイプ」という契約形態でドコモ光を契約することになります。
プロバイダ「Yahoo!BB」はドコモ光の提携プロバイダではなく「タイプA/タイプB/タイプC」のいずれにも属していないプロバイダですが、「単独タイプ」で契約するとYahoo!BBは利用可能となります。
プロバイダ「Yahoo!BB」はドコモ光の提携プロバイダではないのでドコモ光を光回線契約のみ契約できる「単独タイプ」で契約して、プロバイダ契約は「Yahoo!BB」と個別に契約する必要があります。
しかし、提携プロバイダ以外のプロバイダをドコモ光で契約する場合は光回線契約のみ契約する「単独タイプ」で契約してプロバイダは利用したいプロバイダと個別に契約しなければなりません。
ドコモ光を単独タイプで契約する3つの注意点(デメリット)
ドコモ光を単独タイプで契約すると提携プロバイダ以外のプロバイダを利用できるメリットはありますが、それ以上に単独タイプでの契約はデメリット(注意点)も多くあることを理解しておく必要があります。
※ドコモ光を単独タイプで契約した場合の主なデメリット(注意点)は以下です。
- ドコモ光の月額料金が高くなる!
- プロバイダと個別契約しなければならない!
- 2ヶ所から請求があるので管理が面倒になる!
注意点①:ドコモ光の月額料金が高くなる!
ドコモ光を「タイプA/タイプB/タイプC」に属している提携プロバイダを利用すると光回線とプロバイダは「セット契約」となりますので、ドコモ光の月額料金にプロバイダ料が含まれています。
以下、「タイプA/タイプB/タイプC」の提携プロバイダを利用した場合のドコモ光の月額料金です。
※ドコモ光1ギガを2年定期契約で契約した場合
集合住宅 (マンションタイプ) | 戸建住宅 (ファミリータイプ) | |
---|---|---|
タイプA | 4,400円 | 5,720円 |
タイプB | 4,620円 | 5,940円 |
タイプC | 4,400円 | 5,720円 |
参照:料金プラン
ドコモ光のインターネット月額料金は「集合住宅(マンションタイプ)」で契約してプロバイダを「タイプA」又は「タイプC」を利用すると月額4,400円・「タイプB」を利用すると月額4,620円です。
また、「戸建住宅(ファミリータイプ)」で契約してプロバイダを「タイプA」又は「タイプC」を利用すると月額5,720円・「タイプB」を利用すると月額5,720円です。
以下、ドコモ光を単独タイプで契約した場合の月額料金です。
※ドコモ光1ギガを2年定期契約で契約した場合
集合住宅 (マンションタイプ) | 戸建住宅 (ファミリータイプ) | |
---|---|---|
単独タイプ | 4,180円 ※+プロバイダ料! | 5,500円 ※+プロバイダ料! |
ドコモ光を「単独タイプ」で契約した場合は集合住宅は月額4,180円・戸建住宅は月額5,500円ですがこの料金は「光回線利用料」となりプロバイダ料は含まれていません!
その為、個別に契約したプロバイダのプロバイダ使用料を別途支払う必要があります!
集合住宅 (マンションタイプ) | 戸建住宅 (ファミリータイプ) | |
---|---|---|
タイプA | 4,400円 | 5,720円 |
単独タイプ (Yahoo!BB) | 4,180円 +Yahoo!BB プロバイダ料:1,045円 合計:5,225円 | 5,500円 +Yahoo!BB プロバイダ料:1,320円 合計:6,820円 |
ドコモ光を集合住宅(マンションタイプ)で契約する場合で「タイプA」の提携プロバイダを利用すると月額料金は4,400円ですが、ドコモ光を「単独タイプ」で契約して提携プロバイダ以外のYahoo!BBを個別契約した場合の月額料金は5,225円です。
※単独タイプの方が毎月825円も高い!(年間で9,900円も高い!)
ドコモ光を戸建住宅(ファミリータイプ)で契約する場合で「タイプA」の提携プロバイダを利用すると月額料金は5,720円ですが、ドコモ光を「単独タイプ」で契約して提携プロバイダ以外のYahoo!BBを個別契約した場合の月額料金は6,820円です。。
※単独タイプの方が毎月1,100円も高い!(年間で13,200円も高い!)
その為、ドコモ光の月額料金(光回線利用料)以外にも個別契約したプロバイダ料の支払いが発生してしまうので、結果的に毎月の支払額が提携プロバイダを利用するよりも「単独タイプ」の方が高くなります。
注意点②:プロバイダと個別契約しなければならない!
ドコモ光を「単独タイプ」で契約してしまうと、インターネット接続業者である「プロバイダ」と個別に契約しなければならなくなりますのでインターネットの初心者の方にはハードルが高いです。
ドコモ光を「タイプA」「タイプB」「タイプC」に属する提携プロバイダを利用すれば、光回線契約とプロバイダ契約はセット契約となるため、ドコモ光を契約時に提携プロバイダから1社を選択するだけとなります。
しかし、ドコモ光を「単独タイプ」で契約するとNTTドコモと「光回線契約のみ」の契約となりますので、別途ドコモ光で利用したいプロバイダを探して個別にプロバイダ契約をするという手間がかかります。
注意点③:2ヶ所から請求があるので管理が面倒になる!
ドコモ光を「単独タイプ」で契約するとプロバイダと個別契約するので光回線使用料とプロバイダ料がそれぞれに請求があるため、毎月の請求は2社から来ることになります。
ドコモ光で提携プロバイダ(タイプA・タイプB・タイプC)を利用するとプロバイダはセット契約となるため、ドコモ光の月額料金にプロバイダ料が含まれた状態です。
しかし、ドコモ光を「単独タイプ」で契約するとプロバイダは個別契約となりますので、光回線利用料はNTTドコモから請求があり、プロバイダ料は個別契約したプロバイダ会社から請求があります。
ドコモ光で契約する単独タイプからタイプA/Bへの変更方法
ドコモ光を単独タイプで契約中の方は提携プロバイダ(タイプA・タイプB)へ変更することも可能です。
そこでここからは、ドコモ光を単独タイプで契約中の方に向けに提携プロバイダの「タイプA」「タイプB」のいずれかに乗り換えるためのプロバイダ変更費用や変更手続き方法を解説します。
単独タイプからプロバイダ変更する費用
ドコモ光を「単独タイプ」で契約中の場合は「タイプA・タイプB」の提携プロバイダへ変更することが可能です。
変更パターン | 変更手数料 |
---|---|
単独タイプから タイプA/タイプBに変更 | 無料 |
参照:プロバイダ変更
単独タイプから「タイプA・タイプB」の提携プロバイダへ変更する場合、NTTドコモへ支払う変更手数料は一切不要です。(※単独タイプからタイプA/タイプBに変更する場合は無料!)
ドコモ光を単独タイプで契約中で提携プロバイダ以外のプロバイダを利用中の場合、「タイプA・タイプB」の提携プロバイダへ変更すると現在利用中のプロバイダの解約金が発生する可能性があります。
単独タイプからタイプA/B/Cへの変更手続き方法
ドコモ光の「単独タイプ」から「タイプAもしくはタイプB」へ変更手続きが可能な電話番号と手続きに必要なものは以下です。
変更手続き 電話番号 |
受付時間:9時~20時 |
---|---|
必要なもの |
|
上記の電話番号へ受付時間内に電話をして自動音声ガイダンスが流れ始めたら、スキップ番号⑦-①-③の順番でプシュッすると変更手続きが可能な窓口のオペレーターに繋がります。
※スキップ番号は音声ガイダンスの途中でも操作可能。
また、単独タイプのプロバイダが提供するサービス(メールなど)は解約すると利用できなくなります。
ドコモ光の単独タイプを解約する方法と解約金
「単独タイプ」でドコモ光を契約中の方の解約方法と解約に伴う解約金について解説します。
単独タイプの解約方法
ドコモ光を「単独タイプ」を契約中の場合でドコモ光を解約する場合には、「光回線契約」はNTTドコモへ・「プロバイダ契約」はプロバイダへ解約手続きを申し出る必要があります。
ドコモ光 単独タイプ解約窓口 | |
---|---|
光回線契約 |
受付時間:9時~20時 |
プロバイダ契約 | 単独タイプで利用中の プロバイダへ連絡する |
ドコモ光を「単独タイプ」で契約している場合、光回線契約はNTTドコモと契約しており、プロバイダ契約は利用中のプロバイダと個別契約している状態です。
その為、単独タイプでドコモ光を契約中の場合、光回線契約の解約は「NTTドコモ」へ、プロバイダ契約の解約は「利用中のプロバイダ」へそれぞれに連絡する必要があります。(※2ヶ所へ解約の連絡をする!)
必ず、単独タイプで利用しているプロバイダへも解約手続きを行うようにしてください。
単独タイプの解約金
ドコモ光の単独タイプを「2年定期契約」で契約していた場合の解約金は以下です。
単独タイプ 解約金 | |
---|---|
集合住宅 (マンションタイプ) | 4,180円 |
戸建住宅 (ファミリータイプ) | 5,500円 |
ドコモ光の単独タイプを解約する際には、集合住宅(マンションタイプ)の場合は4,180円・戸建住宅(ファミリータイプ)の場合は5,500円の解約金の支払いが発生します。
※単独タイプを「定期契約なし」で契約している場合はいつ解約しても解約金は不要。
まとめ
この記事ではドコモ光の契約形態の1つである「単独タイプ」についてまとめて解説しました。
ドコモ光の「単独タイプ」は、セット契約可能な「タイプA/タイプB/タイプC」に属していない提携プロバイダ以外のプロバイダを利用したい場合に契約する契約形態(契約プラン)です。
ドコモ光を単独タイプで契約する場合には「光回線契約」をNTTドコモと契約しますが、「プロバイダ契約」は利用したいプロバイダと個別に契約する必要がありますので、インターネットに詳しくない方にはハードルが高い契約方法となっています。(※ドコモ光でタイプA/タイプB/タイプCに属する提携プロバイダを利用すると、光回線契約とプロバイダ契約はセットで契約可能です。)
ドコモ光の「単独タイプ」での契約は提携プロバイダ以外のプロバイダを利用できるメリットはあるものの、「提携プロバイダを利用するよりも月額料金が高くなる」「プロバイダと個別契約が必要となる」「光回線使用料とプロバイダ料が毎月2社から請求があり管理が難しい」などのデメリットがある点も理解しておく必要があります。