ドコモ光をマンションで契約する方向けに解説

ドコモ光をマンションで契約予定ですね。

ドコモ光をマンションで契約する予定の方の中には「マンションで契約できるか確認したい」「マンションでの速度や料金について調べたい」「マンションでの工事内容が気になる」という方がたくさんいらっしゃいます。

まず、ドコモ光をマンションで契約予定の方向けの「マンションタイプ」の基礎情報をまとめてみます。

※以下、記載金額はすべて税込みです。

建物形態マンションタイプ
最大通信速度
  • ドコモ光 1ギガ
    最大1Gbps
  • ドコモ光 10ギガ
    最大10Gbps
月額料金
  • 1ギガ タイプA
    ・2年定期契約:4,400円
    ・契約期間なし:5,500円
  • 1ギガ タイプB
    ・2年定期契約:4,620円
    ・契約期間なし:5,720円
  • 10ギガ タイプA
    ・2年定期契約:6,380円
    ・契約期間なし:8,030円
  • 10ギガ タイプB
    ・2年定期契約:6,600円
    ・契約期間なし:8,250円
初期費用
  • 契約事務手数料
    3,300円
  • 工事費
    最大16,500円
解約金
  • ドコモ光 1ギガ
    ・2年定期契約:4,180円
    ・契約期間なし:なし
  • ドコモ光 10ギガ
    ・2年定期契約:5,500円
    ・契約期間なし:なし

参照:料金プラン

ドコモ光を集合住宅で契約する場合は基本的には「マンションタイプ」での契約となります。

ドコモ光のマンションタイプには最大通信速度が1Gbpsの「ドコモ光 1ギガ」と、最大通信速度が10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」があり、それぞれプロバイダによって「タイプA」と「タイプB」に分けられます。

さらに、契約期間が2年間の自動更新となる「2年定期契約」と契約期間がない「契約期間なし」に分けられています。(基本的には「2年定期契約」で契約する方が多い。)

この記事ではドコモ光をお住まいのマンションで契約可能かを確認する方法をはじめ、ドコモ光のマンションタイプの速度や料金、工事内容や工事費、解約する際の解約金などをまとめて解説します。

ドコモ光がマンションタイプとファミリータイプの違い

ドコモ光は建物形態により2つのタイプに分けられます。

以下、ドコモ光 1ギガ(タイプA)を2年定期契約で契約した場合の月額料金です。

建物形態
(契約タイプ)
月額料金
戸建住宅
(ファミリータイプ)
5,720円
集合住宅
(マンションタイプ)
4,400円

参照:料金プラン

ドコモ光のファミリータイプは月額5,720円・マンションタイプは月額4,400円です。

一見すると、ドコモ光をマンションで契約する方は「マンションタイプでの契約となる」と思われがちですが、マンションでの契約であっても「ファミリータイプ」での契約となる場合もあります。

そこでまずは、ドコモ光のマンションタイプとファミリータイプの違いを解説します。

接続装置が導入済みならマンションタイプ

ドコモ光をはじめとする光回線を利用したインターネット接続サービスの多くは、「マンションタイプ」と「ファミリータイプ」の2つのタイプに分けられています。

ここがポイント
建物がマンションだから「マンションタイプ」で契約できる訳ではなく、マンション内の共有部分に「接続装置(MDF)」が導入済みかによってどちらのタイプで契約出来るかが決定します。

ドコモ光を契約予定である集合住宅の共有部分に「接続装置(MDF)」が導入済みのマンションの場合は、ドコモ光を「マンションタイプ」での契約となります。

マンションタイプの場合は、光回線を各戸(各部屋)と共有して利用します

接続装置が未導入ならファミリータイプ

ドコモ光を契約予定の建物が集合住宅のマンションであったとしても、マンションタイプでの契約ではなく戸建住宅用の「ファミリータイプ」での契約となる可能性もあります。

ドコモ光を契約予定の集合住宅の共有部分に「接続装置(MDF)」が未導入の場合は、集合住宅であってもドコモ光の契約は戸建住宅と同じ「ファミリータイプ」での契約となります。

ファミリータイプの場合は、光回線を独占して利用します。
接続装置が未導入で、光回線を各戸と共有しない契約の場合はファミリータイプ。
ワンポイントアドバイス
マンションタイプでの契約の場合は「光回線」を各戸と共有して利用しますので、インターネットの利用者が増加する夜や休日等には速度が遅いと感じる場合があります。

その為、ドコモ光の月額料金は光回線を独占利用できるファミリータイプよりも、光回線を各戸と共有利用するマンションタイプの方が安い料金設定となっています。

ドコモ光をマンションタイプで契約可能かを確認する方法

ドコモ光を契約予定のマンション内の共有部分に接続装置が導入済みだった場合は「マンションタイプ」、接続装置が未導入だった場合は「ファミリータイプ」での契約となります。

しかし、ドコモ光のマンションに接続装置が導入されているかは確認が難しいです。

そこで、ドコモ光を契約予定のマンションは「マンションタイプ」「ファミリータイプ」のどちらと契約可能かを確認する方法を詳しく解説します。

マンションタイプで契約可能かを電話で確認する方法

ドコモ光を契約予定であるマンションは「マンションタイプ」と「ファミリータイプ」のどちらで契約可能かは、以下のドコモインフォメーションセンターの電話で確認が可能です。

電話番号
スキップ番号⑦-①-②
受付時間午前9時~午後8時
(年中無休)

上記の電話番号へ受付時間内に電話をすると自動音声ガイダンスが流れますので、自動音声ガイダンスが流れ始めたら⑦-①-②の順番で番号をプッシュしてください。

オペレーターに繋がったら以下の内容を質問しましょう。

  1. ドコモ光をマンションで契約予定であること
  2. マンションタイプ・ファミリータイプのどちらで契約可能かを確認したいこと
契約予定のマンションの詳しい住所やマンション名等をオペレーターに伝えて確認してもらってください。

ドコモインフォメーションセンターの電話でもドコモ光の申し込みは可能ですがあまりお得ではありません。

ワンポイントアドバイス
電話確認後は、正規代理店NNコミュニケーションズが運営する申込受付サイト経由でドコモ光を契約するともれなく最大25,000円が受取れる独自特典を実施してるので大変お得に契約可能です!

NTT東日本・NTT西日本のWebサイトで確認する方法

ドコモ光はインターネットに接続する際に利用する「光回線」をNTT東日本・NTT西日本が提供する「フレッツ光の光回線」を借りて提供している光コラボレーションと呼ばれるサービスです。

主な光コラボレーションサービスは以下:
ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光、OCN光、So-net光、@nifty光、楽天ひかり、ぷらら光、エキサイト光、@TCOMヒカリ、U-next光、IIJmioひかり、AsahiNet光、DTI光、Marubeni光、GMO光アクセスなど

上記サービスはすべてフレッツ光の光回線を借りて提供されている。

その為、ドコモ光を契約予定のマンションは「マンションタイプとファミリータイプ」のどちらで契約可能かは、フレッツ光を提供するNTT東日本・NTT西日本のホームページで確認可能です。

ドコモ光を契約予定のマンションが「マンションタイプ」「ファミリータイプ」のどちらで契約可能かをNTT東西のホームページで確認する場合は、マンションがある都道府県がNTT東日本・NTT西日本のどちらに属しているかを確認しましょう!
■NTT東日本に属する都道府県
北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県

NTT東日本の方はこちら

■NTT西日本に属する都道府県
富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

NTT西日本の方はこちら

NTT東日本でマンションタイプかを確認する方法

ドコモ光を契約予定のマンションがある都道府県が「NTT東日本」の場合は、ドコモ光を契約予定のマンションが「マンションタイプ・ファミリータイプ」のどちらはNTT東日本のホームページで確認可能です。

NTT東日本の確認ページはこちら

上記のリンク先へアクセスすると、以下のような郵便番号を入力できる画面になります。
スマホでアクセスした場合はデザインが若干異なりますが確認する流れは同じです。

ドコモ光を契約予定のマンションがある住所の郵便番号を入力して【確認】ボタンを押します。

入力した郵便番号に該当する住所が表示されますので、ドコモ光を契約予定のマンションがある住所を選択します。

続いて、ドコモ光を契約予定のマンションがある住所の「番地号」を選択していきます。

「番地号」をすべて選択すると建物形態の選択となります。

今回は「マンションタイプで契約可能か」を確認していますので【集合住宅】を必ず選択してください。

【集合住宅】を選択すると、ドコモ光を契約予定のマンション名が表示されますので選択してください。また、マンション名を選択すると部屋番号の選択が可能となりますので、ドコモ光を契約予定の部屋番号も選択します。

所有形態(分譲か賃貸か)やアパートの総戸数(すべての部屋数)の選択が必要な場合もあります。

以下、確認の結果画面です。

結果契約可能なタイプ
マンションタイプ
契約出来るマンション
ファミリータイプ
の可能性があるマンション
ファミリータイプ
契約となるマンション
又は契約不可のマンション

ご指定の住所は光アクセスサービスの提供エリアです」と表示された場合はドコモ光を契約予定のマンションでは「マンションタイプ」で契約可能なマンションと判断することが出来ます!

ご指定の住所は、詳しい状況確認が必要です。」と表示された場合は、ドコモ光を契約予定のマンションは「ファミリータイプ」での契約となる可能性が高いマンションと判断出来ます。状況確認によってはマンションタイプで契約可能な場合もあります。

ご指定の住所には、現在「光アクセスサービス」を提供しておりません。」と表示された場合は、ドコモ光を契約予定のマンションは「ファミリータイプ」での契約なら可能なマンションと判断できます。

NTT西日本でマンションタイプかを確認する方法

ドコモ光を契約予定のマンションがある都道府県が「NTT西日本」の場合は、ドコモ光を契約予定のマンションが「マンションタイプ・ファミリータイプ」のどちらはNTT西日本のホームページで確認可能です。

NTT西日本の確認ページはこちら

上記のリンク先へアクセスすると、以下のような郵便番号を入力できる画面になります。
スマホでアクセスした場合はデザインが若干異なりますが確認する流れは同じです。

スマホでアクセスした場合には「郵便番号から」をタップして・パソコンからアクセスした場合は「かんたんお申し込み」を選択してドコモ光を契約予定のマンションがある郵便番号を入力してください。

入力した郵便番号に該当する住所が表示されますので、ドコモ光を契約予定のマンションがある住所を選択します。

続いて、ドコモ光を契約予定のマンションがある住所の「番地号」を選択していきます。

「番地号」をすべて選択すると、お住まいのタイプの選択となります。

今回は「マンションタイプで契約可能か」を確認していますので【集合住宅】を必ず選択してください。

【集合住宅】を選択すると、ドコモ光を契約予定のマンション名が表示されますので選択してください。また、マンション名を選択すると部屋番号の選択が可能となりますので、ドコモ光を契約予定の部屋番号も選択します。

以下、確認の結果画面です。

結果画面に「マンションタイプ」というワードが表示されていれば、ドコモ光を契約予定のマンションは「マンションタイプ」での契約が可能と判断することが出来ます!

しかし、検索結果画面に「ファミリータイプ」というワードが表示された場合には、ドコモ光を契約予定のマンションは「ファミリータイプ」での契約となることが判断出来ます…。

※重要※確認が終了したら必ずページを閉じましょう!
【お申し込み】ボタンから申し込みをすると「フレッツ光」の契約となりますのでご注意ください!
ワンポイントアドバイス
ドコモ光を契約予定のマンションが「ファミリータイプ」での契約となる可能性がある場合、念のためドコモ光の申し込みを受け付けている正規代理店などで調べてもらいましょう。

ドコモ光のマンションタイプの月額料金を徹底解説!

ドコモ光のマンションタイプは最大通信速度が1Gbpsの「ドコモ光 1ギガ」と最大通信速度が10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」でインターネットの利用料金(月額料金)に違いがあります。

ドコモ光 1ギガのマンションタイプの月額料金

ドコモ光1ギガをマンションタイプで契約した場合のインターネット月額料金は以下です。

以下、2年定期契約の場合

契約プランドコモ光1ギガ
マンションタイプ
最大通信速度1Gbps
月額料金
  • タイプA:
    4,400円
  • タイプB:
    4,620円
  • 単独タイプ:
    4,180円+プロバイダ料

参照:料金プラン

ドコモ光1ギガをマンションタイプには主に「タイプA」「タイプB」「単独タイプ」の3つがあります。

ドコモ光を契約する方の多くはプロバイダとのセット契約となる「タイプA」又は「タイプB」で契約しています。

タイプAに属するプロバイダ
ドコモnet、plala、GMOとくとくBB、@nifty、andline、SIS、BIGLOBE、ic-net、hi-ho、BB.excite、Tigers-net、エディオンネット、SYNAPSE、DTI、楽天ブロードバンド、ネスク、TiKiTiKi
タイプBに属するプロバイダ
OCN、@TCOM、TNC、ちゃんぷる、WAKWAK、AsahiNet
ドコモ光 1ギガのプロバイダをタイプAに属するプロバイダを利用した場合は月額4,400円タイプBに属するプロバイダを利用した場合は月額4,620円です。(タイプAのプロバイダを利用した方がドコモ光の月額料金が安い!)
ワンポイントアドバイス
ドコモ光の「単独タイプ」は光回線契約のみです。
その為、プロバイダ契約はドコモ光の契約者が個別にプロバイダと契約する必要があります。

また、ドコモ光の「単独タイプ」の月額料金は光回線利用料のみなので、プロバイダ料は含まれていません。

ドコモ光 10ギガのマンションタイプの月額料金

ドコモ光10ギガをマンションタイプで契約した場合のインターネット月額料金は以下です。

以下、2年定期契約の場合

契約プランドコモ光10ギガ
マンションタイプ
最大通信速度10Gbps
月額料金
  • タイプA:
    6,380円
  • タイプB:
    6,600円
  • 単独タイプ:
    5,940円+プロバイダ料

参照:料金プラン

ドコモ光10ギガでは「10Gbps対応無線LANルーター」が必要です。

ドコモから対応ルーターをレンタルする場合は上記の月額料金に加えて別途レンタル料(月額550円)が発生します。

ドコモ光10ギガのマンションタイプにもドコモ光1ギガ同様に主に「タイプA」「タイプB」「単独タイプ」の3つがあり、光回線契約とプロバイダ契約がセット契約となる「タイプA」又は「タイプB」でドコモ光を契約する方が多いのが現状です。

単独タイプは個別にプロバイダ契約を行う必要があるため、単独タイプで契約する方は少ない。

タイプAに属するプロバイダ
ドコモnet、plala、GMOとくとくBB、andline、ic-net、hi-ho
タイプBに属するプロバイダ
BB.excite、エディオンネット、Asahi Net
ドコモ光 10ギガのプロバイダをタイプAに属するプロバイダを利用した場合は月額6,380円タイプBに属するプロバイダを利用した場合は月額6,600円です。(タイプAのプロバイダを利用した方がドコモ光の月額料金が安い!)
ワンポイントアドバイス
「ドコモ光10ギガ」はドコモ光1ギガよりも速度が速いのでおすすめではありますが、マンションタイプで契約できる地域や狭いので、マンションでドコモ光10ギガを契約出来る方は限られています。

ドコモ光をマンションタイプで契約した場合の速度を徹底解説

ドコモ光を「マンションタイプ」で契約した場合の速度に関する情報を以下でまとめて解説します。

3つある配線方式で異なる最大通信速度

ドコモ光を契約予定のマンションが「マンションタイプ」での契約となる場合、マンション棟内の配線は以下の3つのいずれかの配線方式が利用されています。

  1. 光配線方式
    マンションの接続設備まで光回線で接続され、
    マンション棟内の配線も「光回線」が利用されている
  2. VDSL方式
    マンションの接続設備まで光回線で接続され、
    マンション棟内の配線は「電話線」が利用されている
  3. LAN配線方式
    マンションの接続設備まで光回線で接続され、
    マンション棟内の配線は「LANケーブル」が利用されている

ドコモ光でインターネットに接続する際には「光回線」が利用されます。

しかし、マンションタイプで契約可能なマンション棟内の配線には3つの方式があり、棟内配線が光回線の場合は「光配線方式」電話線の場合は「VDSL方式」LANケーブルの場合は「LAN配線方式」と呼ばれています。

マンションタイプの棟内配線方式によって最大通信速度に違いがあります!

配線方式最大通信速度
光配線方式1Gbps
(1000Mbps)
VDSL方式100Mbps
LAN配線方式100Mbps

ドコモ光を契約するマンション棟内が「光配線方式」の最大通信速度は1Gbps(1000Mbps)ですが、「VDSL方式」「LAN配線方式」の最大通信速度は100Mbpsとなります。

ドコモ光を契約予定のマンション内の配線方式は選択できません。
既にマンション棟内に引かれた配線を利用することとなります。)

ドコモ光は高速なデータ通信が可能な「光回線」を利用してインターネットに接続しますが、マンション棟内の配線方式が「光配線方式」なら速度が低下せずに最大1Gbpsで利用することが可能です。

マンション棟内の配線方式が「VDSL方式」「LAN配線方式」の場合は、光回線を利用する「光配線方式」よりも速度が遅く、マンション内の部屋で利用できる最大通信速度が100Mbpsまで低下してしまいます。

マンションまで光回線の最大1Gbpsだが、マンション棟内はVDSL方式(電話線)・LAN配線方式(LANケーブル)で速度が最大100Mbpsまで低下してしまう…。

ワンポイントアドバイス
既にドコモ光をマンションで契約中の方で「いつもインターネットの速度が100Mbps以下で遅い」という方は、マンション棟内の配線方式が「VDSL方式」又は「LAN配線方式」の可能性があります。

ドコモ光のマンションタイプの平均速度

ドコモ光をマンションタイプで契約している方々が実際に測定した平均速度は以下です。

以下、2024年3月13日現在の直近3ヶ月に計測された平均速度です。

 ドコモ光
1ギガ
ドコモ光
10ギガ
平均
Ping値
16.6ms10.91ms
平均
下り速度
293.12Mbps1178.27Mbps
平均
上り速度
321.7Mbps1561.97Mbps

速度参照:みんそく(1ギガ10ギガ

「ドコモ光 1ギガ」のマンションタイプの平均下り速度は293.12Mbps・平均上り速度は321.7Mbpsです。

また、「ドコモ光 10ギガ」のマンションタイプの平均下り速度は1178.27Mbps・平均上り速度は1561.97Mbpsです。

「ドコモ光 1ギガ」の最大通信速度は1Gbps(1000Mbps)ですが実際の平均下り速度は293.12Mbpsです。また、「ドコモ光 10ギガ」の最大通信速度は10Gbps(10000Mbps)ですが実際の平均下り速度は1178.27Mbpsです。
ワンポイントアドバイス
「ドコモ光 1ギガ」は「ドコモ光 10ギガ」よりも速度は遅いですが、月額料金が安く契約可能な提供エリアは広いです。一方、「ドコモ光 10ギガ」は「ドコモ光 1ギガ」よりも速度が速いですが、月額料金が高く契約可能な提供エリアは狭いです…。

プロバイダによっても速度に違いがある!

そもそもプロバイダとは「インターネット接続業者」のことで、プロバイダがインターネットに接続してくれる重要な役割をしています。(プロバイダを介さないとインターネットに接続できない。)

プロバイダがインターネットに接続してくれる役割をしてるので、ドコモ光の「タイプA」「タイプB」の対応プロバイダによってマンションタイプの速度に違いがある点も理解しておきましょう。

以下、2024年3月13日現在の「ドコモ光 1ギガ」に対応したプロバイダの速度をマンションタイプで測定した平均速度です。

プロバイダ平均下り速度
GMOとくとくBB309.18Mbps
OCN356.41Mbps
plala284.08Mbps
@nifty219.04Mbps
BIGLOBE222.71Mbps
So-net251.59Mbps
@T COM330.96Mbps
ASAHIネット450.52Mbps
andline216.67Mbps

速度参照:みんそく

ワンポイントアドバイス
プロバイダによって若干の速度の違いがありますが、大きな違いはありません。

ただし、少しでも速度が速いインターネットを利用したいのであれば、ドコモ光のマンションタイプを契約申し込みする際に速度がプロバイダを選択するようにしましょう。

ドコモ光をマンションで契約した際の工事費と工事内容

ドコモ光をマンションで「新規契約」した場合には、ドコモ光で利用する「光回線」を利用できるようにする回線工事が実施され、回線工事費は契約者が負担することになっています。

ここからは、ドコモ光の回線工事費と工事内容について解説します。

マンションで実施した回線工事費

以下、ドコモ光をマンションタイプで契約した際の回線工事費です。

マンションタイプ回線工事費
新規契約16,500円
特典適用で工事費無料!
転用0円
事業者変更0円

参照:工事料分割払い

ドコモ光をマンションタイプで「新規契約」した場合の回線工事費は16,500円です。(12回の分割払いなら月々1,650円の支払いとなります。)

2024年3月現在にドコモ光を新規契約すると特典(ドコモ光新規工事料無料特典)が適用されて、回線工事費は完全無料となりますのでお得に契約することが可能です!
ワンポイントアドバイス
フレッツ光を契約中の方は「転用」でドコモ光へ乗り換えることで、フレッツ光で利用していた光回線を再利用できるので回線工事は不要となります。

また、他社の光コラボレーション(ソフトバンク光やビッグローブ光など)を契約中の方は「事業者変更」でドコモ光へ乗り換えると、他社光コラボで利用していた光回線を再利用できるので回線工事は不要となります。

ドコモ光の「マンションタイプ」の工事内容

ドコモ光を新規契約したマンションが「マンションタイプ」での契約だった場合には、基本的に室内工事のみ実施されます。

ドコモ光を「マンションタイプ」で契約可能なマンションの場合、棟内の共有部分に接続装置が導入済みで各戸(各部屋)に既に配線は接続されている状態です。

その為、ドコモ光を「マンションタイプ」で新規契約した際の工事内容は基本的に配線工事はなく、ドコモ光を契約した部屋に工事業者が訪問してインターネットが利用できるように配線の設定を行う室内工事のみとなります。

「室内工事」の工事所要時間は約30分程度で終了します。

ワンポイントアドバイス
ドコモ光をマンションタイプで新規契約して棟内の配線方式が「光配線方式」で、尚且つドコモ光を契約した部屋に「光コンセント」が設置済みの場合には工事業者が訪問しない無派遣工事となる場合もあります。

マンションが「ファミリータイプ」だった場合の工事内容

ドコモ光を新規契約したマンションが「ファミリータイプ」での契約だった場合には、基本的に「室外工事」と「室内工事」の両方の工事が実施されます。

ドコモ光を「ファミリータイプ」での契約となるマンションの場合、棟内の共有部分に接続装置が未導入で各戸(各部屋)への配線もない状態です。

その為、ドコモ光を「ファミリータイプ」で新規契約した際の工事内容は、光回線を電柱からマンションの建物へ繋げる「室外工事」が実施され、その後、電柱から繋がった光回線をドコモ光を契約した部屋へ引き込む「室内工事」が実施されます。

「室外/室内工事」の工事所要時間は約1~2時間程度かかります。

ワンポイントアドバイス
ドコモ光をファミリータイプで契約したマンションの場合、工事内容によってはマンションの建物に穴を空けたりビズ止めしたりする可能性もあります。

回線工事の実施前に現地調査が実施されて建物に穴などを開ける必要がある工事内容だった場合は工事前にマンションの管理会社等に許可を取る必要があります。

ドコモ光のマンションタイプの解約金を徹底解説!

ドコモ光のマンションタイプを契約中の方でもいずれ解約する時が訪れます。

そこで最後に、ドコモ光の「2年定期契約」と「契約期間なし」の説明、マンションタイプを解約する際に発生する解約金、解約金が不要となる期間(更新月)をまとめて解説します。

「2年定期契約」と「契約期間なし」について

ドコモ光の契約には「2年定期契約」と「契約期間なし」の2通りがあります。

2年定期契約
  • 24ヶ月間の契約期間
  • 更新月以外の解約には
    解約金が発生する
契約期間なし
  • 契約期間の設定がない
  • いつ解約しても解約金不要

ドコモ光のマンションタイプを「2年定期契約」で契約している場合は24ヶ月間の契約期間が設けられていますので、契約期間中の解約は解約金の支払いが発生します。

但し、更新期間(更新月)の3ヶ月間で解約した場合は解約金は不要です。

一方、ドコモ光のマンションタイプを「契約期間なし」で契約している場合はいつ解約しても解約金は不要です。

ワンポイントアドバイス
ドコモ光は契約期間がない「契約期間なし」よりも24ヶ月間の契約期間がある「2年定期契約」の方が月額料金が安く設定されていますので、ドコモ光を契約する多くの方は「2年定期契約」で契約されています。

ドコモ光の契約書等で「2年定期契約・契約期間なし」のどちらで契約しているかをご確認ください。

マンションタイプの解約金について

ドコモ光のマンションタイプを「2年定期契約」で契約している場合の解約金は以下です。

 解約金
ドコモ光 1ギガ4,180円
ドコモ光 10ギガ5,500円

参照:料金プラン

「ドコモ光 1ギガ」をマンションタイプの2年定期契約で契約している場合の解約金は4,180円です。

また、「ドコモ光 10ギガ」をマンションタイプの2年定期契約で契約している場合の解約金は5,500円です。

最大通信速度1Gbpsの「ドコモ光 1ギガ」と最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」では解約金に違いがありますので、どちらで契約しているかを契約書等でご確認ください。

更新期間(更新月)の解約は解約金不要

ドコモ光のマンションタイプを「2年定期契約」で契約中の場合は24ヶ月間の契約期間内に解約すると解約金の支払いが発生しますが、「更新期間」に解約すれば解約金は不要となります。

更新期間とは
24ヶ月間の契約が終了する24ヶ月目の「契約満了月」の1ヶ月間と、契約が自動更新された1ヶ月目と2ヶ月目の2ヶ月間合計の3ヶ月間のことを「更新期間」と言います。

ドコモ光のマンションタイプを「2年定期契約」で契約している場合は24ヶ月間の契約期間が設けられており、契約期間内に解約すると解約金の支払いが発生します。

しかし、契約期間が終了する24ヶ月目と、契約が自動更新された1ヶ月目・2ヶ月目の合計3ヶ月間は「更新期間」と呼ばれ、この更新期間の3ヶ月間でドコモ光を解約すれば解約金は不要となります。

ドコモ光の「2年定期契約」は24ヶ月間の契約が終了すると契約は自動で更新されて、再度24ヶ月間の契約期間が始まる、いわゆる「自動更新型」の契約形態です。(よくある携帯電話やスマホの契約と同じ契約形態です。)
ワンポイントアドバイス
ドコモ光の「2年定期契約」の契約満了月(24ヶ月目)の前月である23ヶ月目には、NTTドコモよりハガキやSMS(ショートメール)で定期契約満了のお知らせが届きます。

まとめ

この記事ではドコモ光をマンションで契約予定の方に向けて、マンションタイプで契約可能かを確認する方法や月額料金、速度、工事費や工事内容、解約金などをまとめて解説しました。

ドコモ光を契約予定のマンションに接続装置が導入済みであればマンションタイプで契約可能ですが、接続装置が未導入のマンションの場合は戸建住宅同様にファミリータイプでの契約となります。

ドコモ光をマンションタイプで契約可能かを確認する方法は電話をはじめ、NTT東日本・NTT西日本の公式ホームページでも24時間いつでも確認する事が可能です。

ドコモ光のマンションタイプの月額料金は以下です。

 月額料金
ドコモ光
1ギガ
  • タイプA:
    4,400円
  • タイプB:
    4,620円
  • 単独タイプ:
    4,180円
    +プロバイダ料
ドコモ光
10ギガ
  • タイプA:
    6,380円
  • タイプB:
    6,600円
  • 単独タイプ:
    5,940円
    +プロバイダ料

参照:料金プラン

ドコモ光のマンションタイプで契約可能なマンション内の配線によって最大通信速度に違いがあり、マンション内の配線方式が「光配線方式」の場合は最大通信速度は1Gbpsですが、「VDSL方式」「LAN配線方式」の場合は最大通信速度が100Mbpsとなります。

ドコモ光をマンションタイプで新規契約した場合の回線工事費は16,500円ですが、2024年3月現在は「ドコモ光新規工事料無料特典」が適用されて工事費は完全無料となります。

ドコモ光のマンションタイプの料金は?
ドコモ光をマンションタイプで契約した場合の月額料金は利用するプロバイダや契約期間によって異なりますが、タイプAのプロバイダを利用して2年定期契約で契約した場合、ドコモ光1ギガは月額4,400円・ドコモ光10ギガは月額6,380円です。
ドコモ光をマンションタイプで契約できるか確認する方法は?
ドコモ光を契約予定のマンションで「マンションタイプ」「ファミリータイプ」のどちらで契約可能かを確認する方法は、ドコモインフォメーションセンターの電話番号、又はNTT東日本・NTT西日本の公式サイトで確認可能です。
ドコモ光のマンションタイプの工事費はいくら?
ドコモ光をマンションタイプで新規契約した場合の工事費は16,500円です。ただし、2024年3月現在は特典適用で工事費は完全無料です。
ドコモ光をマンションで契約すると個別回線ですか?
ドコモ光を契約予定のマンションが「マンションタイプ」で契約可能な場合は回線を各部屋と共有して利用しますが、「ファミリータイプ」で契約しなければならない場合は回線を独占して利用可能な個別回線となります。