メガ・エッグのインターネットを契約済みの人、そしてこれから契約予定の人も速度制限はあるのか気になっている人も多いようです。スマホの契約はデータ通信量の上限が決まっており、上限に達すると速度が低下する速度制限がありますよね。
目次
メガ・エッグは速度制限があるのか(初心者向け)
スマホで4G/3G回線でインターネットに接続すると、毎月のデータ通信量の上限があるので上限に達してしまうとインターネットの速度が低下する速度制限(通信制限)を実施されてしまった人も多くいる事だと思います。その為、メガ・エッグでインターネットをし過ぎると通信制限が実施されるのか気になる人も多くいます。
そこで、インターネットの「下り」「上り」の意味をご紹介して理解した上で、メガ・エッグで速度制限はあるのかをご紹介したいと思います。
「下り」「上り」の意味を理解しよう
メガ・エッグには速度制限(通信制限)があるのかを理解する前に、まず理解しておいた方が良いのがインターネットの速度でよく見かける「下り」「上り」という意味です。「下り」「上り」という意味を理解しておかないと、後で説明するメガ・エッグの速度制限についても間違った認識になる可能性があります。
そこで、「下り」「上り」の意味を解りやすく解説します。
ネットの速度に使われる「下り」の意味
「下り速度〇Gpbs」などの言葉を見かけたことがあると思います。この「下り」とはどういう意味なのかをまずご説明したいと思います。
パソコンやスマートフォンなどでWebサイトを見る場合、インターネット上にあるWebサイトのデータをダウンロードしてからパソコンやスマートフォンなどの画面に表示しています。動画や音楽も同じように、インターネット上にある動画や音楽のデータをダウンロードする事で映像や音声を楽しむ事が出来る訳です。
「下り」の意味はインターネット上から様々なデータを「ダウンロード」する際の速度の事です。皆さんがいつもの利用しているように、Webサイトにアクセスしたり、動画や音楽を視聴する際に重要な速度が「下り」の速度という訳です。
ネットの速度に使われる「上り」の意味
次に、インターネットの速度で使われる「上り」の意味をご紹介します。
ツイッターやインスタグラムなどに写真や文章を公開する際は、インターネット上に写真や文章のデータをアップロードしています。パソコンで編集して作った動画をYouTubeに公開する際もインターネット上に動画データをアップロードしていますね。
「上り」とは、写真や動画、文章などのデータをインターネットに「アップロード」する際の速度です。一般的には「下り」の速度が重要ですが、毎日のように写真や動画などをアップロードを大量にする機会が多い人は「上り」の速度が重要になる訳です。
メガ・エッグには「下り」には速度制限なし
上記でインターネットの「下り」「上り」の速度の意味をご理解頂けたと思います。
メガ・エッグのインターネットは「下り」には速度制限(通信制限)はなく無制限です。
要は、メガ・エッグの回線を利用して何時間もWebサイトを見たり映画などの動画を視聴しても「下り」には速度制限がないのでインターネットの速度が低下する事がない訳です。
メガ・エッグには「上り」には速度制限がある!
上記でご紹介したように、メガ・エッグの「下り」に対しての速度制限はありません。
しかし、メガ・エッグの「上り」には速度制限(通信制限)があります。
メガ・エッグの公式サイトに以下のような文言があります。
お客さまからのインターネットへのデータ送信(上りデータ転送)が1日に30GBを超えた場合、当社よりお客さまに通知します。
引用:通信利用量に制限はありますか?なぜ制限をするのですか?
上記のように「データ送信(上りデータ転送)が1日に30GBを超えた場合」とありますね。解りづらいと思いますので以下で詳しくご紹介します。
動画や音楽、写真などのデータをインターネットにアップロードする際にデータ量が30GB以上を超えるとメガ・エッグでは速度制限されて速度が低下する処置が取られます。
「えっ?写真とかをアップロードすると速度制限されて速度が低下するの?」と思った人がいるかもしれませんが、普通に使えば速度制限される恐れはまずありません。何故なら、速度制限される「30GB」というデータ量は、高画質写真データ(約6MB)を「約5,000枚以上」もアップロードする事に匹敵します。 1日で5,000枚以上の高画質写真データをアップロードする人なんていますか?
メガ・エッグは何故で速度制限を設けているのか?
上記でご紹介したように、メガ・エッグは大量にデータをアップロードする人に対して速度制限(通信制限)を実施します。しかし、なぜメガ・エッグはこのような速度制限の処置を実施するのでしょうか?
メガ・エッグの公式サイトには以下のように説明されています。
一部のお客さまが平均的なトラフィックを大幅に超えるデータを送信されることにより、ネットワーク設備及び通信帯域を占有することで、他のお客さまが円滑にインターネットをご利用いただけない状況を改善するためです。
引用:通信利用量に制限はありますか?なぜ制限をするのですか?
上記の説明をイラストを使って解りやすく解説すると…
メガ・エッグの場合は「1日30GBを超える」データをアップロードすると速度制限する、とご紹介しました。30GBのような大量のデータをメガ・エッグの回線を使ってアップロードすると回線を独占して使う事になり、他の契約者が「インターネットに繋がらない」「繋がりにくい」「速度が遅い」という他の人にしたら迷惑行為になるのです。
その為、メガ・エッグでは契約者が平等にインターネットに接続できる状況を確保するために、大量のデータをアップロードする者には速度を低下させる速度制限を実施して他の契約者に迷惑にならないように制限しているのです。
メガ・エッグで速度制限されたかを確認する方法
メガ・エッグのインターネットの速度が遅いと感じた人は「すぐに速度制限されたのでは?」と思いがちですが、上記でご紹介したように異常なインターネットの使い方をしない限り速度制限される事はまず考えられません。
そこでここからは、メガ・エッグの速度制限(通信制限)を疑った時に、データをアップロードした「データ送信量」の確認方法はあるのか、心当たりがない場合に確認すべき事項をご紹介します。
「データ送信量」の確認方法
メガ・エッグの回線でデータを1日30GBを超える大量のデータをした場合、事前に速度制限する旨の通知はありませんが速度制限された後にお知らせメールが届きます。
ただし、メガ・エッグ会員サイトの「お客さま契約内容照会」にログインすると、その月の前日までのデータ送信量の「合計値」なら確認する事が可能です。「お客さま契約内容照会」にログインする為の「お客さまID」「お客さまパスワード」は契約時に郵送されてきた書類に記載されています。
速度制限されたけど心当たりがない場合
メガ・エッグで速度制限の通知が来たけど、心当たりがまったくない場合の確認事項をご紹介しておきます。知らないうちにデータを大量にアップロードしていたのかもしれません。
考えられる速度制限された理由は以下です。
- 「ファイル共有ソフト」を利用している
「ファイル共有ソフト」は、インターネット上にファイルをアップロードして共有できるサービスです。インターネットに接続しておくとデータ通信が実施される事があります。 - 「動画配信」をしている
動画のデータ量は大きいです。その為、YouTubeなどの動画共有サイトへ大量にアップロードした結果、速度制限された可能性があります。また、ニコニコ動画のような生配信を長時間したので速度制限された可能性もあります。 - 「ネットカメラ」を利用している
外出先から自宅内を監視できる「ネットカメラ」も自宅の様子(動画)をネット上にアップロードしていますので、ネットカメラの影響で速度制限された可能性があります。 - 「SNS」への動画・画像の大量投稿
ツイッターやフェイスブック、インスタなどのSNSへ動画や画像を大量に配信(アップロード)した結果、速度制限された可能性があります。 - 写真・動画の自動バックアップ
最近、スマホのアプリで「Googleフォト」「Dropbox」を使っている人が多いです。これらのアプリはスマホで撮影した写真や動画を自動でインターネット上にバックアップ保存してくれる機能があります。大量の動画や写真が自動アップロードされた可能性があります。
まとめ
この記事ではメガ・エッグは速度制限があるのかを中心に初心者の人でもご理解頂けるようにご紹介してみましたがいかがだったでしょうか。
メガ・エッグはインターネットの速度を低下させる処置である速度制限(通信制限)を一部実施している事がご理解頂けたと思います。メガ・エッグはWebサイトや動画配信サービスなどを閲覧・視聴する際にデータをダウンロードする「下り」速度は速度制限される事はありません。しかし、動画や写真、音声、メール、文章などのデータをインターネット上にアップロードする「上り」速度にのみ速度制限が実施される事がご理解頂けたと思います。メガ・エッグの回線で1日30GB以上のデータをアップロードした時だけ速度制限が実施されますが、SNSに動画や写真を常識の範囲でアップロードするぐらいなら速度制限はされませんのでご安心ください。