楽天ひかりのプロバイダはどこ?

楽天ひかり(旧サービス名:楽天コミュニケーションズ光)をこれから契約しようと考えている人の疑問の1つにプロバイダはどこになるのか、好きなプロバイダを利用する事は出来るのかという点だと思います。

この記事では、楽天市場のグループ会社である楽天モバイル株式会社が提供する光回線のインターネット接続サービス「楽天ひかり」のプロバイダについて初心者の人でも解りやすくご紹介したいと思います。

※以下、表示金額はすべて「税込」です。

楽天ひかりのプロバイダについて

そもそも「楽天ひかり(旧:楽天コミュニケーションズ光)」とは楽天市場のグループ会社である楽天モバイル株式会社が提供している光コラボレーションと呼ばれる光回線を使った高速のインターネット接続サービスの1つです。

そこで、楽天ひかりのプロバイダをご紹介する前にまず簡単に楽天ひかりの紹介をしたいと思います。

プロバイダがセットになっている

NTTフレッツ光の場合は契約する際は「光回線」の契約はNTT東日本・NTT西日本と、インターネット接続事業者「プロバイダ」は各社プロバイダとそれぞれ個別に契約しなければいけません。

フレッツ光は個別契約、楽天ひかりはセット契約

しかし、楽天ひかりの場合は1つの契約で「光回線」と「プロバイダ」の両方を契約する事ができる「セット契約」となります。

楽天ひかりの場合は「光回線」と「プロバイダ」をそれぞれ個別に契約する必要がなく、1契約で済み請求も1箇所からになるため家計の計算も解りやすくなります。

月額料金もプロバイダ込み

上記でもご紹介したように楽天ひかりの契約は光回線とプロバイダがセットになっています。その為、月額料金の中にプロバイダ料も含まれているのです。

以下は楽天ひかりとNTT西日本のフレッツ光をプロバイダSo-netで契約した場合の月額料金を比較したものです。

 一戸建て
タイプ
 マンション
タイプ
楽天ひかり
月額料金
5,280円
(プロバイダ料込み)
4,180円
(プロバイダ料込み)
NTT西日本 フレッツ光
月額料金
光回線料:4,730円
プロバイダ料:1,100円
合計5,830円
光回線料:3,575円
プロバイダ料:990円
合計5,555円 

参照:料金 – 楽天ひかり「フレッツ光」の料金

上記の月額料金比較表を見て頂ければお解りになると思いますが、楽天ひかりの場合は月額料金の中にプロバイダ料も含まれています。

一方、NTTフレッツ光の場合は月額料金は光回線使用料のみでプロバイダ料は含まれていませんので少々高い印象になりますよね。

フレッツ光とは異なり楽天ひかりの月額料金にはプロバイダ料金が含まれているため、月額料金は明朗会計でフレッツ光より安くなる場合がありますよ。

楽天ひかりの気になるプロバイダはどこなのか

上記でご紹介したように楽天ひかり(旧:楽天コミュニケーションズ光)の契約は「光回線」と「プロバイダ」のセット契約となり、月額料金の中にはプロバイダ料が含まれているとご紹介しました。

では、楽天ひかりでセット契約できるというプロバイダはどこになるのでしょうか?また、プロバイダの変更は可能なのでしょうか?

プロバイダは楽天ブロードバンド

楽天ひかりを提供している楽天モバイル株式会社のグループ会社である楽天コミュニケーションズ株式会社が運営しているプロバイダは以下の2つがあります。

  • 楽天ブロードバンド
  • SANNET(サンネット)

楽天コミュニケーションズ株式会社が運営するプロバイダは上記2つですが、楽天ひかりとセット契約できるプロバイダは「楽天ブロードバンド」のみとります。

以前はプロバイダ「SANNET」もタイプSという契約で選択可能でしたが、現在は楽天コミュニケーションズ光のプロバイダ「SANNET」での新規契約は出来ません。

プロバイダ乗り換え(変更)は出来ない

上記でご紹介したように、以前は楽天ひかりは「楽天ブロードバンド」もしくは「SANNET」のプロバイダとのセット契約でした(※現在は「楽天ブロードバンド」のみ)。では、楽楽天ひかりを契約後に「楽天ブロードバンド」「SANNET」から違うプロバイダへ乗り換え(変更)することは可能なのでしょうか?

答えはプロバイダの変更は出来ません。

フレッツ光の場合はプロバイダ契約は別なので、好きなプロバイダへ乗り換えて変更する事が可能でした。フレッツ光のプロバイダをSo-netからBIGLOBEへ、niftyからぷららへ、OCNからYahoo!BBへなどプロバイダは変更は手続きさえすれば可能でした。

しかし、楽天ひかりのプロバイダは楽天ブロードバンド・SANNET限定となり他社プロバイダへの乗り換えや変更は一切出来ません。

楽天ブロードバンドというプロバイダだけを解約して違うプロバイダへの乗り換え・変更は一切出来ません。楽天ブロードバンド/SANNETがセットになった契約のためプロバイダが不満で解約したければ楽天ひかり自体の契約を解約しなければなりません。

プロバイダのメールアドレスは使える?

各社プロバイダはプロバイダを契約している人に対して無料で数個のメールアドレスを提供していますが楽天ひかりのプロバイダでもメールアドレスの提供はあるのでしょうか?

楽天ひかりを契約すると無料で10個までプロバイダのメールアドレスを持つ事が可能です。

無料で持てる
メルアドの数
10個まで
 メールアドレス ×××@gol.com

楽天ひかりとセット契約するプロバイダの楽天ブロードバンドとSANNETのメールアドレスを無料で10個まで作る事が出来ます。その際のメールアドレスは「×××@gol.com」のようになります。

ちなみになぜgol.comというメールアドレスになるのかというと、楽天ブロードバンドの前身はGOLというプロバイダでした。GOLから楽天ブロードバンドというプロバイダ名に変更されたためそのままgol.comというメールアドレスになります。

楽天ひかりのプロバイダはいらない?なし?

「楽天ひかり(旧:楽天コミュニケーションズ光)のプロバイダはないの?いらないの?」という口コミをたまに見かける事があります。

それもそのはず、上記でご紹介したようにフレッツ光の場合は個別でプロバイダを契約しなければならないのに対して楽天ひかりの場合はプロバイダの契約はセット契約なので個別で契約は不要です。その為、プロバイダなしやプロバイダいらないなどの勘違いしている人もいるようです。

しかし、プロバイダは大変重要な役割をしています。

プロバイダの重要性

初心者の人のためにプロバイダの重要性についてもご紹介しておきます。

楽天ひかりの場合はプロバイダは「楽天ブロードバンド」とのセット契約であることはご紹介しましたよね。このプロバイダはインターネットの接続に欠かせない役割をしています。

プロバイダがインターネットに接続してくれる

上記のイラストを見て頂ければ何となくご理解いただけると思いますが、自宅に引き込まれた光回線は電柱をつたってプロバイダまで繋がっています。そしてプロバイダがインターネットに接続する役割があるのです。そもそもプロバイダは日本語にすれば「インターネット接続事業者」です。

楽天ひかりのプロバイダである「楽天ブロードバンド」もインターネット接続には欠かせないんですね。

楽天ひかりプロバイダまとめ

この記事では光回線を使って提供されている光コラボレーションの1つである楽天ひかり(旧サービス名:楽天コミュニケーションズ光)のプロバイダはどこなのかについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

楽天ひかりのプロバイダは楽天ブロードバンド限定です。以前はタイプSという契約でプロバイダをSANNETで契約する事が可能でした。その為、楽天ブロードバンドとのセット契約となる事がご理解いただけたのではないでしょうか。楽天ひかりの月額料金はNTTフレッツ光とは異なりプロバイダ料が含まれているため、フレッツ光を利用するよりも安くなる場合があります。その一方で楽天ひかりのプロバイダは楽天ブロードバンド限定となるため、それ以外のプロバイダへ乗り換え変更する事が一切出来ません。楽天ひかりを契約する際はそのあたりも含めて理解した上で申し込みしましょう。