[滞納]ドコモ光が未払いで利用停止かを確認する方法

ドコモ光の料金未払いで滞納状態かご心配ですね。

ドコモ光のインターネット月額料金が何らかの理由により未払い(滞納)となっている場合はインターネットの利用停止となり、滞納状態が続くと最終的にはドコモ光は強制解約となってしまいます。

落ち着いて確認を!
最近ではNTTドコモをかたり料金をだまし取る「フィッシング詐欺」にも注意が必要です。その為、「本当にドコモ光の料金が未払いなのか」「未払いの連絡は詐欺ではないのか」を見分けることが大変重要です!

まず、ドコモ光が未払いのお知らせがメールやSMS等で届いた場合は遠慮せずに「詐欺を疑う」ことが重要です。(慌てずに「ドコモ光が未払いなのか」を直接NTTドコモに確認することをおすすめします。)

この記事ではドコモ光の未払いのお知らせが届いた方を対象に、注意したいドコモ光のフィッシング詐欺と確認方法、ドコモ光の滞納状態が続くとどうなるのか、未払い金を支払うといつ再開(復旧)するのか、そして未払いが続くと実施される強制解約のリスクについて徹底解説します。

※以下、表示金額はすべて税込です。

ドコモ光の未払い(滞納)は本当か詐欺かを落ち着いて確認しよう!

ドコモ光が未払いで利用停止予告がメールで届いていた方の中には「早く未払いの料金を支払わないと!」と焦る気持ちは解りますが、そのドコモ光の料金未払いお知らせメールは詐欺かもしれません…。

ドコモ光の未払いお知らせは遠慮なく詐欺を疑え!

ドコモ光を契約中の方で「メールで未払いのお知らせが届いた!」と焦っている方もいらっしゃると思いますが、お金を騙し取る「フィッシング詐欺」の可能性もあります。

フィッシング詐欺とは
NTTドコモを装ってドコモ光や携帯電話等の料金が未払いと嘘のメールを送り付けて、メールに記載のリンク先から料金を騙し取る詐欺のことを「フィッシング詐欺」と呼びます。(※メールに記載の電話番号に電話をするように促すフィッシング詐欺もあります。)
主な詐欺メールの内容
  • 【利用停止予告】NTT未払い料金お支払いのお願い。
  • 【利用停止予告】NTTドコモ未払い料金お支払いのお願い。
  • 【ドコモの重要なお知らせ】ご利用金額が設定した金額を超えました。ご確認が必要です。
  • [NTT]お客様のアカウントは悪用された可能性があります。速やかに安全認証を実施ください。
  • 【ドコモ】お客様のご利用料金が●月●日までに確認が取れない場合は自動解約となりますご確認ください。

参照:フィッシングの実例

ワンポイントアドバイス
このようなメールを受け取った場合は、「メールに記載のURL(リンク先)にアクセスしないこと」「メールに記載の電話番号に電話をしないこと」が大変重要となりますので覚えておきましょう!

ドコモ光の未払い(滞納)が事実かは直接問い合わせする!

ドコモ光の料金未払い(滞納)であるお知らせがメールやハガキ等で届いた場合は、焦らず騒がず直接NTTドコモへ確認することが詐欺に遭わないための心得です!

NTTドコモに直接確認して本当にドコモ光の料金が未払いだった場合は料金を支払えば良いのです。

ドコモ光の料金に関する問い合わせ電話番号は以下です。

電話番号
受付時間午前9時~午後8時

参照:ドコモ光|お問い合わせ

上記の電話番号へ受付時間内に電話をすると自動音声ガイダンスが流れますので、自動音声ガイダンスが流れ始めたらスキップ番号「⑦➡①➡⑤」の順で番号をプッシュしてください。(スキップ番号は自動音声ガイダンスの途中でも操作可能です。)

電話での問い合わせには本人確認のために「ドコモ光の契約者電話番号」と「ドコモ光を契約した際に指定したネットワーク暗証番号(4桁の番号)」が必要です。
ワンポイントアドバイス
ドコモ光の料金未払いのお知らせが届いたら、メールやハガキに「記載のURLにアクセスせずに」「記載の電話番号に電話をせずに」、NTTドコモのコールセンターに直接電話をしてオペレーターに「本当に未払い(滞納状態)か」を確認してもらいましょう。ドコモショップでもドコモ光の未払い確認が可能です。)

ドコモ光の未払い金(滞納金)の支払い方法

ドコモ光の料金が未払い(滞納状態)となっている場合、現在登録しているドコモ光の料金支払い方法によって未払い金の支払い方法に違いがありますので理解しておきましょう。

「口座振替」の未払い金の支払い方法

ドコモ光のインターネット月額料金を銀行口座から毎月自動で引き落としされる「口座振替」に指定している場合の未払い金(滞納金)の支払い方法について解説します。

ドコモ光の料金支払日(自動引落日)に残高不足などの理由により銀行口座から料金を引き落とし出来なかった場合には、約1週間後にNTTドコモよりメールやハガキなどで「料金支払通知書」が届きます。

ドコモ光の月額料金は利用した月の翌月末日が支払日(引落日)です。
(例えば、4月分の料金は5月31日が引落日となります。※土日祝の場合は翌営業日が引落日。)

残高不足で銀行口座から料金を引き落とし出来なかった場合には、支払日(引落日)の翌月15日に再振替されますので、翌月15日までに請求額を口座へ入金しておきましょう!
参照:よくあるご質問(FAQ)

未払い金は自動引き落としできなかった月の翌月15日までに口座に入金しておくこと!

ワンポイントアドバイス
支払日(引落日)の翌月15日以降も連続して振替が出来なかった場合は、請求書が郵送されてくる場合があります。もし、請求書が郵送されてきたら速やかに料金を指定のコンビニや金融機関で料金を支払いましょう。

「クレジットカード」の未払い金の支払い方法

ドコモ光のインターネット月額料金支払いを「クレジットカード」に指定している場合の未払い金(滞納金)の支払い方法について解説します。

クレジットカードが「dカード」の場合、締め日は毎月15日・支払日は翌月10日です。
支払日が土日祝の場合は翌営業日となります。
dカード以外はクレジットカード会社の締め日と支払日に依存します。

しかし、ドコモ光の支払い方法として登録しているクレジットカードの番号や有効期限に変更・更新があった場合やクレジットカードが失効・解約している場合などは未払い状態となります。

何らかの理由により登録しているクレジットカードが利用できずドコモ光の料金が未払い(滞納状態)となった場合には、NTTドコモ(NTTファイナンス)より請求書が郵送されてくる可能性があります。
参照:よくあるご質問(FAQ)

ワンポイントアドバイス
ドコモ光の料金をクレジットカード払いにしているにも関わらず「請求書」が郵送されてきた場合には、念のため詐欺でないかをNTTドコモに確認をしてから間違いなければ請求書を利用して速やかに料金を指定のコンビニや金融機関で料金を支払いましょう。

ドコモ光の未払いによる利用停止と支払い後の再開はいつなのか

ドコモ光の料金が未払い状態になった場合の「利用停止時期」と未払い金支払い後の「利用開始時期」についてお調べの方も多くいらっしゃるようです。

そこで以下では、ドコモ光の料金が未払い(滞納)となった場合は「いつ利用が停止されてしまうのか」、そして未払い金を支払った後は「いつ復活して利用が再開されるのか」を解説します。

支払日の1ヶ月後までに未払い状態が続くと利用停止

ドコモ光の料金支払い日に未払い(未入金)となった場合、支払日から約1ヶ月で利用停止となります。

以下、ドコモ光の支払い方法を口座振替に指定しており、4月の料金が未払いとなっている場合で解説します。

ドコモ光の4月分の月額料金の支払日は翌月5月末日となりますが、支払日から1ヶ月間(6月)に未払い状態が続くと6月末日にインターネットの利用が停止されます。

ワンポイントアドバイス
インターネットの利用停止とならない為にも、未払い状態が始まった日(支払日)から1ヶ月後の翌月末日までに未払い金を支払う必要があります。

未払い金を支払うといつ再開されるのか

上記で解説したように、ドコモ光の未払い(滞納状態)が続くと約1ヶ月後にインターネットが利用停止されます。(意外に利用停止で未払いを気付く方も多くいらっしゃいます…。)

では、ドコモ光の未払い金を支払うといつ利用再開となるのでしょうか?

ドコモ光の「ご利用時の注意事項」には以下のように記載があります。

停止されている「ドコモ光」のご利用料金をお支払いいただいたのち、利用再開のお手続きが完了するまで時間がかかる場合があります。
参照:ドコモ光ご利用時の注意事項(PDF)

ドコモ光が利用停止されて未払い金を支払った後、具体的な再開時間は明記されていません。

ワンポイントアドバイス
ドコモ光は基本的に21社の提携プロバイダから1社を選択しますが、プロバイダ各社によって利用再開に必要な日数が異なっています。その為、入金後の30分以内に利用再開されるプロバイダもあれば、3~4営業日後に利用再開されるプロバイダもあります。

ドコモ光の料金未払いが続くと強制解約!

ドコモ光のインターネット料金の未払いが続くと利用停止よりも「強制解約」という大変重たい処置が実施されることになり、契約者の意思に関係なく解約となってしまいます。

2ヶ月以上の未払いで強制解約となる

ドコモ光の料金支払日から1ヶ月後には利用停止となりますが、利用停止日から1ヶ月間でも未払い金を支払わなかった場合にはドコモ光は強制解約となります。

以下では、5月末日が料金支払日だったと仮定して解説します。

ドコモ光の4月分の月額料金の支払日は翌月5月末日となりますが、支払日から1ヶ月間(6月)に未払い状態が続くと6月末日にインターネットの利用が停止されます。

利用停止された6月末日から翌月7月末日までの1ヶ月間で未払い金を支払わなかった場合には、7月末日にドコモ光は強制解約となります。(未払いとなった支払日から2ヶ月後に強制解約となる。)

ワンポイントアドバイス
支払日に未払い状態となると翌月15日ごろにメール等で「料金支払通知書」が届き、それでも未払い状態が続くと支払日の翌月末日に利用停止となります。利用停止日の翌月末日までに未払い金を支払わないと契約者の意思に関係なく強制的にドコモ光は解約となります。

強制解約後の未払い金の支払いについて

ドコモ光の料金未払いが理由で強制解約となった場合でも未払い金の支払いは免除される訳ではなく、未払い金に加えて「解約金(違約金)」「延滞利息」の合計額を一括で支払う義務が生じます!

強制解約に伴う主な債務
  • 料金未払い金
  • 解約金(違約金)
  • 工事費分割の残債(分割の残金)
  • 延滞利息

ドコモ光が強制解約となると当然ながら未払金の支払い義務はあります。

また、強制解約といっても通常通りの解約金(違約金)の支払いも必要となりますし、開通工事費を分割で支払っている場合には工事費の分割残債額も支払いが必要となります。

以下、戸建住宅でドコモ光のタイプAで2年契約していた場合に2ヶ月間(60日間)延滞して強制解約された場合に支払い義務が生じる費用です。(以下、参考程度にご確認ください。)

  • 【未払い金(月額料金)】5,720円
  • 【延滞金】5,720円×0.145×60÷365=136円
  • 【解約金(違約金)】5,500円
  • 【総額】11,356円

詳細な費用についてはNTTドコモにお問い合わせください。

ワンポイントアドバイス
支払日(支払い期限日)の翌日から強制解約日までの日数は、最大年14.5%の割合で計算された延滞利息も加算されて請求される可能性もありますので理解しておきましょう。

ドコモ光の未払い(滞納)や強制解約のリスクを理解する

ドコモ光の料金が未払い(滞納)となり強制解約の処置が実施されると、未払い金等の費用の支払い以外にも滞納や強制解約に伴うリスクを負うことになりますので理解しておきましょう。

知っておきたい主なリスク
  1. ドコモ光の滞納情報が信用情報に記録される
  2. ドコモ光の強制解約でブラックリスト入り
  3. 裁判所への法的手続きが実施される
以下で詳しく解説します。

リスク①:ドコモ光の滞納情報が信用情報に記録される可能性

NTTドコモは信用情報機関(CIC)の会員企業であり、ドコモ光の月額料金を滞納し続けいると信用情報に記録される可能性がありますので要注意です。

特に、ドコモ光の様々な費用(工事費や接続機器など)を「分割(割賦)契約」で支払っている場合は分割の支払いが未払いとなると信用情報に記録される可能性が高くなります。

CICとは
クレジット会社の共同出資により、昭和59年に設立された、主に割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業を会員とする信用情報機関です。また、CICは、割賦販売法および貸金業法に基づく指定信用情報機関として指定を受けた唯一の指定信用情報機関です。
引用:CIC

以下、実際のCICの信用情報の一部です。

CICの信用情報の「入金状況」には【$】【P】【A】などの様々なマークが月毎に記録されています。
入金状況の意味
請求通りの入金あり
P請求額の一部が入金
R契約者以外からの入金あり
A契約者の事情で
約束までに入金なし
B契約者の事情とは
無関係の理由で入金なし
C入金がなく、その理由も不明
請求も入金もない

参照:指定信用情報機関CIC

例えば、ドコモ光の料金支払日までに入金が確認出来なかった場合には入金状況に滞納を示す【A】というマークが記録されて残ってしまいます。

ワンポイントアドバイス
クレジットカードやローン、銀行、携帯電話、インターネットなどの契約申し込みがあった場合は、信用情報を確認して「過去に料金の滞納はなかったか」「滞納を連続して行った過去はないか」などの審査が行われます。

リスク②:ドコモ光の強制解約でブラックリスト入りの可能性

ドコモ光の料金を強制解約になるまで未払いを続けるといわゆる「ブラックリスト入り」する可能性があります。

強制解約や長期滞納が発生すると「異動」が記録される。

クレジットカードの支払いやローンなどの支払いを滞納し始めた日から60日目を過ぎると信用情報に「異動」という記録が付いてしまいます。(この「異動」がブラックリストと呼ばれています。)

信用情報の「異動(ブラックリスト)」は、クレジットカードやローン、携帯電話、インターネットなどの審査に不利になる可能性が高く、滞納金を支払ったとしても5年間は消えません…。

ワンポイントアドバイス
携帯電話やドコモ光のような「通話料・通信料」の滞納では信用情報に「異動(ブラックリスト)」が記録されることはありません。ただし、携帯電話の端末代などを分割(個別信用購入あっせん/割賦販売)で購入している場合に支払いを滞納すると「異動」が記録されます。

リスク③:裁判所への法的手続きが実施される可能性

料金未払い(滞納)を理由にドコモ光が強制解約となると、NTTドコモは滞納金の回収業務を債権回収会社(法律事務所など)へ移管する可能性があります。

一般的な債権回収会社は、債権管理回収業に関する特別処置法(通称:サービサー法)という法律により、債権の回収業務を特別に認められている会社です。
引用:アディーレ法律事務所

ドコモ光の未払い金を債権回収会社から請求されたにも関わらず、それでも滞納を続けてしまうと裁判所へ「支払督促」を申し立てられて裁判所から支払督促状や答弁書が郵送されてきます。裁判所から滞納金を一括で返済するように命じられる。)

裁判所が指定した期限までに返済しなかった場合には「強制執行」が実施される可能性があります。

強制執行が実施されると、銀行口座の預貯金・給料・家・家電・車・時計など様々な資産を対象に差し押さえが実行されることになってしまいます…。

ワンポイントアドバイス
NTTドコモの債権回収会社を名乗る詐欺に注意せよ!
ドコモ光等の滞納金が一切ないのに債権回収会社を名乗るメールや郵送などが届いた場合には、NTTドコモのサポートセンター(0120-800-000)に必ず相談するようにしてください!

まとめ

この記事ではドコモ光の料金が未払い(滞納)となった方を対象に解説しました。

ドコモ光の未払いが発生したお知らせがメールやハガキ等で届いた場合には、まず詐欺ではないかを疑ってNTTドコモへ「本当に未払い金が発生しているのか」を確認することが重要です。(※冷静に未払いが発生しているかを確認して支払うようにしましょう。)

ドコモ光のインターネット料金が未払いとなった場合は約1ヶ月後に利用停止の処置が実行され、2ヶ月以上滞納状態が続くと強制解約となってしまいます。(※未払い金を支払い後、利用停止されていたインターネットはプロバイダによって再開時期が異なります。)

ドコモ光が強制解約となってしまった場合でも料金の支払い義務は残っていますし、未払い金以外にも延滞利息も加算されるほか信用情報に滞納情報が記録される可能性もあるため、利用停止になったら速やかに未払い金を支払うように心掛けましょう。

ドコモ光の未払い金を確認する方法は?
ドコモ光の未払い金が発生している旨のお知らせが届いた場合は”一旦冷静になって”詐欺の可能性を疑いましょう。ドコモ光の未払い金が発生しているかはNTTドコモへ直接問い合わせしましょう。(ドコモ携帯から:151、ドコモ携帯以外から:0120-800-000。受付時間:午前9時~午後8時)
未払いが発生するとドコモ光はいつ停止される?
ドコモ光が未払いとなると料金支払日から約1ヶ月後に利用停止されます。利用停止されても未払いを続けると利用停止日から約1ヶ月後(利用停止日から約2ヶ月後)に強制解約となってしまいます。
ドコモ光の未払い金を支払った後はいつ再開される?
ドコモ光では未払い金の支払い後の再開時期は明記されていません。ドコモ光でセット契約するプロバイダによって再開時期が異なっていますので、遅くても2~3日後には再開されると思っておけばよいでしょう。