ドコモ光電話の通話料、ルーター、解約方法を徹底解説

ドコモ光の固定電話オプションサービス「ドコモ光電話」についてお調べですね。

ドコモ光電話とは、ドコモ光でインターネットに接続する為に利用される「光回線(光ファイバー)」を利用して通話が可能となるドコモ光の固定電話オプションサービスです。

ドコモ光電話の主なメリット・デメリットは以下です。

メリット
  • 一般加入電話よりも
    基本料や通話料が安い
  • 利用中の電話番号を
    そのまま利用できる
    (※一部不可)
デメリットドコモ光の契約がないと
ドコモ光電話へ加入できない

ドコモ光電話は、NTT一般加入電話よりも月額基本料金や通話料が圧倒的に安いところが最大のメリットです。また、一般加入電話や他社光コラボで発番された電話番号をそのまま引き継げる点もメリットです。

ただし、ドコモ光電話はドコモ光のインターネット契約に付加する形で加入可能な固定電話のオプションサービスのため、ドコモ光のインターネット契約がない方は加入することが出来ません。
この記事ではドコモ光電話の基礎知識をはじめ、ドコモ光電話の料金(月額基本料・通話料・初期費用)や対応ルーター、ドコモ光電話向けサービス(ナンバーディスプレイ、転送など)、そして解約についてまとめて解説します。

※以下、記載金額はすべて税込です。

初心者にも理解できるドコモ光電話の基礎知識

まずは、初心者の方でも加入前に最低限知っておきたいドコモ光電話の基礎知識を解説します。

ドコモ光電話の知っておきたいポイントは以下です。

ドコモ光の基礎知識
  1. ドコモ光のネット契約オプションサービス
  2. ドコモ光電話は「光回線」を利用する
  3. 利用中の電話番号と電話機はそのまま利用可能
  4. ドコモ光10ギガではドコモ光電話は加入不可だった
以下で詳しく解説します。

基礎知識①:ドコモ光のネット契約オプションサービス

ドコモ光電話はドコモ光のオプションサービスです。

ドコモ光電話はドコモ光のインターネット契約に付加する形で加入可能な固定電話のオプションサービスであるため、ドコモ光のインターネットが未契約の場合は加入出来ません。(ドコモ光電話のみの加入はできません。)

ドコモ光のインターネットが未契約であっても、ドコモ光のインターネット契約の申し込みと同時にドコモ光電話を同時加入することは可能です。
ワンポイントアドバイス
ドコモ光電話はドコモ光(インターネット契約)に付加できるオプションサービスです。その為、ドコモ光電話に加入中(利用中)の場合にドコモ光のインターネット契約を解約するとドコモ光電話も解約となります。

基礎知識②:ドコモ光電話は「光回線」を利用する

一般加入電話では「電話回線」を利用していますが、ドコモ光電話は「光回線」を利用しています。

ドコモ光電話で利用する「光回線」は、ドコモ光でインターネットに接続するために利用される同じ「光回線」を利用して通話が可能となる固定電話サービスです。

ワンポイントアドバイス
ドコモ光電話は「光回線」を利用して通話を行いますが、従来の一般加入電話(アナログ電話)と通話品質は変わりません。また、通話する相手も光電話だった場合には従来の固定電話よりも高品質な通話が可能です。

基礎知識③:利用中の電話番号と電話機はそのまま利用可能

ドコモ光電話は、基本的に現在利用している電話番号と電話機はそのまま利用することが可能です。

現在使っている電話番号と電話機はドコモ光電話でも基本的には引き継ぎ可能です。

しかし、発番した電話番号によってはドコモ光電話では引き継げません。
発番先ドコモ光電話
引き継ぎ可否
NTT一般電話可能
光コラボ可能
auひかり電話不可
NURO光でんわ不可
電力系回線不可

NTT一般加入電話や光コラボで発番された電話番号であればドコモ光電話でも引き継ぎ可能です。

主要光コラボサービスは以下です。
ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光、OCN光、So-net光、@nifty光、楽天ひかり、ぷらら光、エキサイト光、@TCOMヒカリ、U-next光、IIJmioひかり、AsahiNet光、DTI光、Marubeni光、GMOとくとくBB光(GMO光アクセス)

ソフトバンク光の光電話サービスである「光電話(N)」で発番された電話番号ならドコモ光電話でも引き継ぎ可能ですが、「ホワイト光電話」「BBフォン」で発番された電話番号はドコモ光電話では引き継げません。

しかし、auひかり電話・NURO光でんわ・電力系回線で発番された電話番号はドコモ光電話では引き継げません。

電力系回線のサービスは以下です。
コミュファ光、eo光、ピカラ光、メガ・エッグ、ビビック光

基礎知識④:2023年6月からドコモ光10ギガでも利用可能に!

ドコモ光には最大通信速度が異なる2つのサービスが提供されています。

最大通信速度1Gpbsの「ドコモ光1ギガ」です。
一方、最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光10ギガ」です!

サービス光電話
ドコモ光
1ギガ
加入可能
ドコモ光
10ギガ
加入可能

ドコモ光電話は「ドコモ光1ギガ」又は「ドコモ光10ギガ」のインターネットを契約すると加入できる固定電話オプションサービスです。

2023年5月30日まではドコモ光 10ギガではドコモ光電話に加入出来ませんでしたが、2023年5月31日よりドコモ光 10ギガでも「ドコモ光電話」に加入可能となりました
ドコモ光10ギガのインターネット契約が可能な提供エリア(都道府県)であっても、ドコモ光電話に加入できないエリアもありますのでご注意ください。

2024年3月現在、ドコモ光10ギガでドコモ光電話に加入可能な提供エリアは以下です。

NTT東日本
エリア
東京都23区、狛江市、調布市、三鷹市、府中市、稲城市、羽村市、国分寺市、小金井市、小平市、昭島市、清瀬市、西東京市、多摩市、東久留米市、東村山市、東大和市、武蔵村山市、武蔵野市、福生市、立川市、あきる野市、国立市、青梅市、町田市、日野市、八王子市、西多摩郡瑞穂町
神奈川県横浜市、川崎市、伊勢原市、茅ケ崎市、逗子市、足柄上郡松田町、中郡二宮町、相模原市、綾瀬市、横須賀市、海老名市、鎌倉市、厚木市、座間市、小田原市、秦野市、大和市、藤沢市、平塚市、高座郡寒川町、足柄上郡開成町、足柄上郡大井町、足柄上郡中井町、中郡大磯町
千葉県千葉市、市川市、習志野市、松戸市、白井市、浦安市、鎌ヶ谷市、市原市、成田市、船橋市、袖ケ浦市、大網白里市、東金市、八街市、木更津市、流山市、柏市、茂原市、八千代市、四街道市、君津市、銚子市、旭市、印西市、我孫子市、鴨川市、佐倉市、山武市、富里市、野田市
埼玉県さいたま市、ふじみ野市、狭山市、坂戸市、志木市、新座市、草加市、鶴ヶ島市、富士見市、北本市、和光市、蕨市、秩父郡横瀬町、南埼玉郡宮代町、入間郡三芳町、飯能市、本庄市、三郷市、羽生市、越谷市、桶川市、加須市、吉川市、久喜市、熊谷市、戸田市、幸手市、行田市、鴻巣市、春日部市、所沢市、上尾市、深谷市、川越市、川口市、秩父市、朝霞市、東松山市、日高市、入間市、八潮市、蓮田市、白岡市、児玉郡神川町、秩父郡小鹿野町、比企郡滑川町、北葛飾郡杉戸町、北足立郡伊奈町
NTT西日本
エリア
大阪府大阪市、東大阪市、八尾市、松原市、藤井寺市、豊中市、堺市、茨木市、吹田市、大東市、門真市
京都府京都市、長岡京市、向日市
愛知県名古屋市、岡崎市、豊川市、刈谷市、江南市、小牧市、津島市、春日井市、北名古屋市、半田市、瀬戸市、大府市、豊橋市
静岡県藤枝市、袋井市、富士宮市、三島市、浜松市、焼津市、磐田市
岐阜県美濃加茂市、岐阜市

参照:ドコモ光電話

ワンポイントアドバイス
ドコモ光では「ドコモ光1ギガ」と「ドコモ光10ギガ」の2つのサービスが提供されていますが、ドコモ光電話は「ドコモ光1ギガ」と「ドコモ光10ギガ」共に加入できる固定電話サービスです。

ドコモ光電話の料金を徹底解説

ドコモ光電話に加入した場合、ドコモ光のインターネット料金以外にも光電話の基本料金や通話料が毎月発生します。

そこでここからは、ドコモ光電話の月額基本料や通話料、加入時に工事費などの初期費用、そしてドコモ光電話向けサービスにも加入した場合には毎月オプション料も発生します。

月額基本料(料金プラン)について

ドコモ光電話の月額基本料はNTT一般加入電話よりも安いのが特徴の1つです。

2024年3月現在、NTT一般加入電話よりも安いドコモ光電話の月額基本料は以下です。

 ドコモ光電話ドコモ光電話
バリュー
基本料月額550円月額1,650円
付加サービス
  1. 通話中着信
  2. 転送でんわ
  3. 発信者番号表示
  4. ナンバーリクエスト
  5. 迷惑電話
    ストップサービス
  6. 着信お知らせメール
無料通話528円分の無料通話付
繰り越し可能

参照:NTTドコモ「料金プラン・通話料」

また、6つの付加サービスと528円分の無料通話料が付いた「ドコモ光電話バリュー」の月額基本料は1,650円です。

ユニバーサルサービス料として月額2円が別途必要です。

月額基本料550円のドコモ光電話に加入すると付加サービスと無料通話は付いていませんが、月額基本料1,650円の「ドコモ光電話バリュー」に加入すれば6つの付加サービスと毎月528円分の無料通話が付いてくる。
ワンポイントアドバイス
NTT一般加入電話(プッシュ回線用)の月額基本料は安くても1,760円もしますので、NTT一般加入電話からドコモ光電話にするだけで月額基本料を3分の1以下にすることが可能です!
料金参照:基本料金(NTT西日本)

通話料について

ドコモ光電話に加入するとNTT一般加入電話よりも通話料が安くなる点も特徴の1つです。

ドコモ光電話の主な通話料は以下です。

通話相手通話料
固定電話宛8.8円/3分
携帯電話宛17.6円/60秒
050IP電話宛11.55円~
11.88円/3分
PHS宛
  • 区域内
    11円/60秒
  • 〜160km
    11円/45秒
  • 160km超
    11円/36秒
国際通話宛
  • アメリカ(本土)
    9円/60秒(免税)
  • 中国
    30円/60秒(免税)
  • 韓国
    30円/60秒(免税)

参照:NTTドコモ「通話料・通信料(PDF)」

NTT一般加入電話で日本国内の固定電話宛へ通話をすると距離に応じて通話料が高くなります。

しかし、ドコモ光電話で国内の固定電話宛へ通話をしても距離に関係なく全国一律8.8円/3分となりますので、例えば沖縄から北海道へ通話をしても3分8.8円と激安の通話料です。

その他、ドコモ光電話から携帯電話宛や国際電話宛へ通話をしてもNTT一般加入電話よりも通話料が安くなります。

初期費用(契約事務手数料・工事費)について

ドコモ光電話の主な初期費用は「契約事務手数料」と「工事費」です。

ドコモ光電話は「ドコモ光のインターネット契約と同時加入する」か、「ドコモ光のインターネットは契約中で後からドコモ光電話に加入する」かで初期費用に大きな違いがあります。

インターネット契約と光電話を同時加入する場合

ドコモ光のインターネット契約と同時にドコモ光電話にも加入した場合の初期費用は以下です。

番号
ポータビリティ
ありなし
契約事務手数料0円0円
工事費3,300円1,100円
合計3,300円1,100円

参照:NTTドコモ「初期費用」

ドコモ光のインターネット契約とドコモ光電話を同時加入した場合の契約事務手数料は0円です。(ドコモ光のインターネット契約に対する契約事務手数料3,300円は必要。)

ドコモ光電話の工事費は番号ポータビリティの「あり」「なし」で異なっており、番号ポータビリティ「あり」の場合の工事費は3,300円番号ポータビリティ「なし」の場合の工事費は1,100円です。

番号ポータビリティとは、現在利用中の固定電話の同じ電話番号をドコモ光電話でも引き続き利用できるようにすることを言います。

ドコモ光電話を後から契約する場合

既にドコモ光のインターネットを契約中で後からドコモ光電話に加入した場合の初期費用は以下です。

番号
ポータビリティ
ありなし
派遣工事ありなしありなし
契約事務手数料2,200円2,200円2,200円2,200円
工事費9,900円4,400円7,700円2,200円
合計12,100円6,600円9,900円4,400円

参照:NTTドコモ「初期費用」

ドコモ光のインターネットを契約中の方がネット契約後にドコモ光電話に加入した場合の契約事務手数料は2,200円です。また、ドコモ光電話は番号ポータビリティ「ありorなし」、派遣工事「ありorなし」の合計4パターンで工事費が異なっています。

ワンポイントアドバイス
ドコモ光電話の初期費用は、ドコモ光のインターネット契約後に加入すると高額となります。その為、光電話の加入を検討中の場合はドコモ光のインターネット契約時にドコモ光電話にも同時加入しておくことをおすすめします。

ドコモ光電話で必要となる対応ルーターを徹底解説

ドコモ光電話に加入すると光電話対応ルーターが設置されます。

ドコモ光電話対応ルーターとは

ドコモ光のインターネット契約と同時にドコモ光電話に加入した場合は、基本的に「ホームゲートウェイ」と呼ばれる光電話対応ルーターが設置されます。

ドコモ光電話に対応したルーター「ホームゲートウェイ」は1つの機器で「光電話機能」以外にも「ONU機能」と「無線LAN機能」の3つの機能が内蔵されている機器です。
ホームゲートウェイ
機能
光電話機能ドコモ光電話を
利用するための機能
ONU機能光信号とデジタル信号を
相互変換する機能
無線LAN機能Wi-Fiを利用できる機能
有料で利用可能

2つの機器を設置する場合もある

ドコモ光電話に加入すると基本的に「ホームゲートウェイ」と呼ばれる光電話対応ルーターを1つ設置しますが、ドコモ光を契約する環境などによっては2つの機器を設置する場合もあります。

  • 既にONU機器が設置されている場合
  • 既にVDSLモデムが設置されている場合

上記のような場合には、別途「光電話対応ルーター」も設置されます。

ドコモ光のインターネットを契約中で既に「ONU機器」または「VDSLモデム」が設置されている場合、後からドコモ光電話に加入すると光電話機能が内蔵されている「光電話対応ルーター」が別途設置されて2つの機器が設置されることになります。
ワンポイントアドバイス
ドコモ光を契約する自宅の環境がVDSL回線だった場合は、VDSLモデムに加えて光電話対応ルーターも設置されます。

光電話対応ルーターのレンタル料について

ドコモ光電話の対応ルーターは無料でレンタルされます。

しかし、光電話機能に加えてONU機能・無線LAN機能の3つの機能が内蔵されている「ホームゲートウェイ」が設置されて、ホームゲートウェイの「無線LAN機能(Wi-Fi機能)」を利用する場合には月額使用料が発生します。

ホームゲートウェイ(ドコモ光電話対応ルーター)の月額使用料は以下です。

エリア月額使用料
(レンタル料)
NTT東日本
  • 無線LAN機能を
    利用しない場合:
    無料
  • 無線LAN機能を
    利用する場合:
    月額330円
NTT西日本
  • 無線LAN機能を
    利用しない場合:
    無料
  • 無線LAN機能を
    利用する場合:
    月額110円

参照:NTTドコモ「ドコモ光電話向けサービス」

ホームゲートウェイの光電話機能とONU機能の2つの機能だけを利用して無線LAN機能は利用しない場合は月額使用料(レンタル料)は発生せずに無料で利用することが可能です。

しかし、ホームゲートウェイの無線LAN機能(Wi-Fi機能)を利用する場合には月額使用料の支払いが必要となります。(NTT東日本エリアの場合は月額330円・NTT西日本エリアの場合は月額110円。)

北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県
富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

ドコモ光電話バリューとはどんな料金プランなのか

ドコモ光電話では光電話専用のオプションサービスも用意されています。

そこでここからは、ドコモ光電話のオプションサービス(付加サービス)と月額使用料、そして6つのオプションがセットになったドコモ光電話バリューについて解説します。

NTT東西とドコモ光の光電話オプション名称の違い

NTT東日本・NTT西日本が提供する「ひかり電話」とドコモ光の「ドコモ光電話」の光電話オプションサービスの内容は同じですが名称に違いがありますのでご紹介しておきます。

NTT東西
ひかり電話
ドコモ光電話
ナンバーディスプレイ発信者番号表示
ナンバーリクエストナンバーリクエスト
キャッチホン通話中着信
ボイスワープ転送でんわ
迷惑電話
おことわりサービス
迷惑電話
ストップサービス
着信お知らせメール着信お知らせメール
複数チャネルサービスダブルチャネル
追加番号サービス
「マイナンバー」
追加番号

例えば、NTT東日本・NTT西日本のひかり電話のオプションサービス「ナンバーディスプレイ」は、ドコモ光電話では「発信者番号表示」という名称となります。

ワンポイントアドバイス
NTT東日本・NTT西日本の「ひかり電話」と「ドコモ光電話」のオプションサービス(付加サービス)の名称が違う場合がありますので理解しておきましょう。

8つあるドコモ光電話向けサービス

ドコモ光電話に加入すると光電話を対象としたオプションサービスにも別途加入することが可能です。

ドコモ光電話の付加サービス(オプション)のサービス内容と月額料金は以下です。

オプション名サービス内容
(月額料金)
通話中着信
【バリュー】
通話中の着信があった場合、
通話を保留にしたまま通話が出来る
(月額330円)
転送でんわ
【バリュー】
着信があった場合に
指定した電話番号へ転送する
(月額550円)
発信者番号表示
【バリュー】
着信相手の電話番号を
電話に出る前に表示する
※ナンバーディスプレイ
(月額440円)
ナンバー
リクエスト
【バリュー】
電話番号を通知しない相手に
電話番号を通知してかけ直すよう
案内してくれるサービス
(月額220円)
迷惑電話
ストップサービス
【バリュー】
電話機に登録した迷惑電話の
電話番号から電話があると
電話を受けられないと案内する
(月額220円)
着信お知らせ
メール
【バリュー】
着信があった場合に指定しておいた
メールアドレスへお知らせする
(月額110円)
ダブルチャネルドコモ光電話1契約で、
同時に2回線分の通話ができる
(月額220円)
追加番号最大5つの電話番号を利用できる
(1番号に付き月額110円)

参照:NTTドコモ「ドコモ光電話向けサービス」

【バリュー】が付いているドコモ光電話のオプションは「ドコモ光電話バリュー」に付加されているサービスです。その為、「ドコモ光電話バリュー」に加入すれば別途オプションに加入しなくても利用できるサービスです。

ドコモ光電話バリューについて

ドコモ光電話には6つの光電話オプションサービスがセットになった「ドコモ光電話バリュー」があります。

プランドコモ光電話バリュー
月額基本料1,650円
オプション
セット内容
  1. 通話中着信
  2. 転送でんわ
  3. 発信者番号表示
  4. ナンバー・リクエスト
  5. 迷惑電話ストップサービス
  6. 着信お知らせメール
特典528円分の無料通話付

参照:NTTドコモ「料金プラン・通話料」

通話した場合は別途通話料が発生します。

通常のドコモ光電話の月額基本料は550円ですが+1,100円の「ドコモ光電話バリュー(月額基本料1,650円)」に加入することで6つの光電話オプション(合計1,870円)が利用できるほか、528円分の無料通話が付いてきます!

ワンポイントアドバイス
「ドコモ光電話バリュー」で利用可能な6つの付加サービスを個別に加入すると6つのサービスの合計月額料は1,870円となりますので、6つの付加サービスも月額基本料1,650円で利用できる「ドコモ光電話バリュー」への加入がおすすめです。

ドコモ光電話の解約方法や解約金、注意点を解説

最後にドコモ光電話の解約についてまとめて解説します。

ドコモ光のインターネット契約を解約するとドコモ光電話も同時に解約となります。

ドコモ光電話の解約方法

ドコモ光のインターネット契約は解約せずに(継続利用して)、ドコモ光電話だけを解約する方法は以下です。

店舗ドコモショップ
電話

受付時間:9時~20時
スキップ番号:7-1-4

ドコモ光電話を電話で解約する場合には上記の電話番号へ受付時間内に電話をしてから、オペレーターに繋がったら「ネット契約はそのままで光電話だけを解約したい」と伝えてください。

電話で解約する場合には、本人確認として「契約者電話番号」と契約時に指定した4桁の「ネットワーク暗証番号」が必要となりますので事前にご用意ください。
ワンポイントアドバイス
ドコモ光電話を電話で解約する場合、電話後に「自動音声ガイダンス」が流れ始めたらスキップ番号「7-1-4」の順番で番号を押すと適切な窓口に素早く繋がります。(自動音声ガイダンスの途中でも操作可能です。)

ドコモ光電話の解約金

ドコモ光電話のみの解約には解約金は不要です。

ドコモ光電話
解約金
不要

ドコモ光のインターネット契約は継続してドコモ光電話だけを解約する場合には解約金は不要となりますが、インターネット契約と光電話も同時に解約する場合にはインターネット契約に対する解約金(契約解除料)の支払いは必要となります。

ドコモ光電話を解約する際の注意点

ドコモ光電話を解約後に利用していた電話番号を残したい(継続利用したい)場合にはNTT一般加入電話へ利用を戻すための「アナログ戻し」と呼ばれる手続きが必要となります。

ドコモ光電話の電話番号をドコモ光解約後も継続される場合、事前にお客さまご自身での移行手続きが必要です。
引用:NTT docomo
アナログ戻しが可能な条件
  1. NTT一般加入電話で発番された電話番号であること
  2. NTT一般加入電話の電話加入権へ復活可能であること
上記の2つの条件すべてに合えば、NTT一般加入電話へ「アナログ戻し」が可能です。

「アナログ戻し」の手続きはドコモ光電話を解約する前にNTT東日本/NTT西日本の局番なしの116へ電話をして手続きを行ってください。(携帯電話から電話する場合:NTT東日本は0120-116000、NTT西日本は0800-2000116)

ワンポイントアドバイス
ドコモ光電話で使用していた電話番号をNTT一般加入電話へ戻す「アナログ戻し」には工事が必要となりますが、工事内容や契約環境によって工事費が異なります。また、アナログ戻しが出来ない場合もあります。

そのため、ドコモ光電話を解約する前にNTT東日本/NTT西日本(116)へ「アナログ戻しは可能か」「可能なら費用はいくらか」を事前に問い合わせしておくことをおすすめします。

まとめ

この記事では「ドコモ光電話」の基礎知識や料金、対応ルーター、そしてドコモ光電話向けサービス(付加サービス)についてまとめて解説しました。

ドコモ光電話はドコモ光のインターネット契約に付加可能な固定電話オプションサービスで、インターネット接続でも利用する「光回線」を利用して通話が行えます。(ドコモ光のインターネット契約がないとドコモ光電話は加入出来ません。)また、基本的には現在利用中の電話番号と電話機をそのまま引き継ぎすることも可能です。

ドコモ光電話はドコモ光1ギガで加入できますが、ドコモ光10ギガでは加入できません。

ドコモ光電話の月額基本料は550円でNTT一般加入電話の月額基本料より安くなりますし、国内の固定電話宛の通話料も一律8.8円/3分なので通話料も安くすることが可能です。

ドコモ光電話は基本的に「ホームゲートウェイ」と呼ばれる光電話対応ルーターが無料でレンタル可能で設置されます。しかし、ホームゲートウェイの無線LAN機能(Wi-Fi機能)を利用する場合は別途月額使用料(110円又は330円)の支払いが必要です。(ドコモ光で使用する機器が「ONU機器」又は「VDSLモデム」だった場合は光電話対応ルーターを別途設置するため、設置する機器は2台となります。)

ドコモ光電話では発信者番号表示(ナンバーディスプレイ)などの8つのドコモ光電話向けサービス(オプションサービス)にも加入可能です。(加入するオプションサービスによって月額使用料が別途発生します。)また、6つのオプションサービスと528円分の無料通話が付いた「ドコモ光電話バリュー」への加入がおすすめです。

ドコモ光電話の料金(月額基本料・通話料)はいくらですか?
ドコモ光電話の月額基本料金は550円で、通話料は国内の固定電話宛なら全国一律8.8円/3分です。(※6つの光電話オプションサービスと528円分の無料通話が付いた「ドコモ光電話バリュー」の月額基本料は1,650円です。)
ドコモ光電話でナンバーディスプレイは利用可能ですか?
はい。ドコモ光電話では電話機に電話をかけてきた相手の電話番号を表示するナンバーディスプレイは利用可能です。(※ドコモ光電話ではナンバーディスプレイを「発信者番号表示」と言います。)ちなみに、ドコモ光電話の「発信者番号表示」を個別で加入すると月額使用料は440円です。
ドコモ光電話のルーターはレンタルされるのですか?
ドコモ光電話に加入すると「光電話対応ルーター」が無料でレンタルされます。ただし、「光電話対応ルーター」に無線LAN機能が内蔵されており、無線LAN機能でWi-Fiを利用したい場合には月額使用料の支払いが別途必要です。